25年間「新聞恐怖症」に悩まされている女性がヤバすぎる! 近づくとパニック、画面に映った新聞もNG、もしも触れたら…!?

 先月26日、朝日新聞社は2021年3月期の連結純損益が441億円の赤字に転落したことを発表した。前期は106億円の黒字であり、1879年の創刊以来、過去最大の赤字幅だという。もはや止めることのできないデジタル化や、新聞を読まない層の増加、さらにコロナ禍の影響も考えられるが、日本を代表する大手紙さえ苦境にあえぐ現在、日本のみならず世界中の新聞社が明るい未来を見通せないようだ。

 時代の急激な変化を実感させられる話だが、このような事態は今回紹介する人々にとってはまさに「願ったり叶ったり」の素晴らしい状況、ということになるのかもしれない。というのも、この世界には新聞に怯えて暮らす「新聞恐怖症」の人々が存在するのだ。高所恐怖症や先端恐怖症など、世に恐怖症は数あれど、新聞に恐怖するとはいったいどういうことなのか? 記者やカメラマンが怖いのか、勧誘員や配達員にトラウマがあるのか、それとも――? 今回は新聞恐怖症に悩まされる不幸な女性、ダイアンさんの暮らしに迫った2014年1月の記事を再掲しよう。

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 以前、トカナでは「シュルレアリスム、その後」という連載で「英語恐怖症のアメリカ人」を紹介した。彼は英語圏に住みながらも英語が怖くて、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語など他国語を使って生活をする男だった。

 しかし、世の中にはほかにも奇妙な「恐怖症」があるものである。

 1月28日に「Mirror」が掲載した記事によると、3人の子どもの母親であるダイアンさん(49)は、25年間もの間「新聞恐怖症」に悩まされているというのだ。

25年間「新聞恐怖症」に悩まされている女性がヤバすぎる! 近づくとパニック、画面に映った新聞もNG、もしも触れたら…!?の画像1画像は、ダイアンさん「Mirror」より

 では、ダイアンが抱える「新聞恐怖症」とは一体どのようなものなのだろうか?

1. 新聞に触れることができない
2. 新聞の臭いが耐えられない
3. 新聞を持っている人に近づけない
4. テレビで新聞を見かけた時、離れないとテレビが見れない

……などだ。

 ダイアンさんは、インタビューでこう自分の体験を語っている

「新聞を持っていた人が近づいてくることも耐えられない。万が一近づいてしまった場合には、パニックに陥ってしまうの。そして、もしも触れてしまったら…速攻で手を洗うわ」

「まるで手の中を這い回るようなゾワゾワとした新聞の感触がとにかく嫌いなの。あとあの独特な臭いも我慢できないないわ」

 …こんな彼女に対し、彼女を古くから知る人物は「ダイアンが子どもの頃、彼女の母親が冗談で軽く父親の頭を叩いていたの。でもダイアンはそれを本気で心配していたのよ」と、幼少期の記憶が原因ではないかと話しているという。

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