ロシア現代美術の全貌を「1日で集中講義」する前代未聞のイベント開催! 〜ソビエト崩壊以降のロシアでのアートの変貌を辿る〜

 最前線のアートを集中講義で学べる渋谷・道玄坂の「ホワイトルーム」

 第6回目は、ロシア現代美術研究の第一人者、鴻野わか菜さんによる1日間、全4講「ロシア現代美術の現在」、6月19日(土)開講です。

 ロシア現代美術というと、反政府パフォーマンス、メンバーの逮捕、毒殺未遂、初のNFT作品を発表するなど世界から注目を集める、ロシアのフェミニスト・パンクロックバンド「プッシー・ライオット」が著名ですが、今、彼の地のアートはどうなっているのでしょうか。

 政治との関係だけでなく、どのような歴史を辿ってきたのでしょうか。

 ロシア・アヴァンギャルドの継承、ジャポニスム、宇宙主義の系譜、フェミニズムやジェンダー、オルタナティブスペースの形成、南極ビエンナーレなどなど、新生ロシアにおけるアートを語り尽くします。

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イリヤ・カバコフ 自分のアパートから宇宙に飛び出した男 1988 撮影 D. James Dee.
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アパンジ・マゴメードフ 影 2007 アゼルバイジャン、シェキ市近郊

鴻野わか菜・「ロシア現代美術の現在」

——この講義では、1950年代から現代までのロシア美術史を俯瞰します。政治と美術の関係(公式芸術と非公式芸術、検閲の動向)、ソ連時代や新生ロシアにおける美術の「サバイバル」のプロセス、新生ロシアにおけるアートをめぐる環境の変化についてお話しします。(後略)日本や世界との交流、コロナ禍における新しい動向などの観点から、現代ロシアアートを読み解いていきます。(本講義シラバスより)

 お申し込みはこちらからどうぞ!

鴻野わか菜・「ロシア現代美術の現在」
日 程|6/19(土)
時 間|10:00〜17:45(予定)
受講料|10,000円(税込)
会 場|WHITE ROOM(渋谷区道玄坂)
受 講|会場(定員30名)/オンライン
詳 細|https://cyzo.co.jp/whiteroom/kono_01/
※ 本講義は【1日集中講義】です。
※ 会場受講は定員に達し次第、募集を終了します。

鴻野わか菜(こうの・わかな)
1973年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。東京大学人文社会系研究科、国立ロシア人文大学大学院修了(博士、Ph.D)。ロシア美術・文学・文化を研究する一方で、展覧会の企画や監修に関わる。共著に『夢みる力——未来への飛翔 ロシア現代アートの世界』(市原湖畔美術館)、『イリヤ・カバコフ「世界図鑑」絵本と原画』(東京新聞)、『都市と芸術の「ロシア」 ペテルブルク、モスクワ、オデッサ巡遊』(水声社)、『幻のロシア絵本 1920-30年代』(淡交社)、訳書にレオニート・チシコフ『かぜをひいたおつきさま』(徳間書店)、イリヤ&エミリア・カバコフ『プロジェクト宮殿』(国書刊行会)、共編著に『ロシア文化事典』(丸善出版)など。2021年は、「大地の芸術祭」の里にて「カバコフの夢」プロジェクトのキュレーターを務める。

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ホワイトルームとは

 ホワイトルームは、基本月1回のペースでトップクラスの講師による最前線のアートに関する集中講義を続けていきます。

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第5回講義・卯城竜太(Chim↑Pom)氏「芸術の突破法」の講義風景

 日本の教育では、そもそも「アート作品をどのように見ればいいのか」という基本的なことが確立されない。なぜなら日本の学校で使用されている「美術(アート)」の教科書は、日本と欧米では大きく違っているから。日本の「美術」の教科書は薄く、アートは自由に見ることが大事だと書いてある。一方、欧米の「アート」の教科書は分厚い。それは「アート」=「美術史」だから。現代美術の最前線の作品にはラスコー洞窟絵からはじまるギリシア・ローマ、キリスト教、ルネッサンス、印象派などなど膨大なヒストリーとコンテクストがあり、それをどれだけ感受できるのかが重要で、それこそが教養の基準とされている。それは日本の教科書では学べない。美術史を知らないから、いつまでたってもリテラシーが確立できない。

 ホワイトルームでは、アートのリテラシーを底上げするために、最前線にいるトップクラスの研究者、最前線のアーティストによって、大学半期分の授業を2日の集中講義で行います。

※講義によって、【1日集中講義】の場合もございます。本講義「ロシア現代美術の現在」は1日講義です。

構成=編集部

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