【保存版】実話ベースの“正気を失うほど”恐いホラー映画10選! 製作者が次々死亡、「苦手な人は観るな」勧告まで!

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 熱心な読者であればもうご存じだろうが、トカナがついに映画製作に進出する。第一弾となる作品は、その名も『真・事故物件/本当に怖い住民たち』。「シン」ブームが吹き荒れる昨今ではあるが、そのような中でド直球の「真」を冠した理由は、ホラーの原点に立ち返り、世の流れに媚びることなく一切合切のタブーを排して“本当の恐怖”をお届けする、という製作陣の決意表明にほかならない。その恐ろしさとエグさから、なんと脚本段階で映倫からまさかの“審査拒否”を食らうというトラブルはあったものの、来年2月18日(金)の全国ロードショーに向けて製作快調。あなたの想像を遥かに凌駕する恐怖を味わえることを編集部が保証するので、ぜひご期待いただきたい。

 さて、それまでの退屈しのぎ……というわけではないが、今回は「実話を基にした」最高レベルに怖いホラー映画を10本厳選してお伝えした2013年11月の記事、その後編を再掲しよう。いったいどの辺が実話なのか、鑑賞中につい考えてしまうような作品もあるが、本稿で取り上げられている映画は全米のホラーファンが選んだベスト作品だ。この夏に観る映画選びの参考になれば幸いである。少しは今年の猛暑も涼しく感じられるかもしれない?

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前編(10〜6位)はコチラ!

 ホラー好きなアメリカ人のために2007年に開局されたホラー&サスペンス映画専門ケーブルテレビ・チャンネル『Chiller』において、今年9月、実話にインスパイアされたホラー映画を詳しく調査する新番組『Real Fear: The Truth Behind More Movies (本物の恐怖:さらに多くの映画に秘められた真実)』がスタートした。

 この番組には、全米で活躍する5人の超常現象調査員たちが出演し、「事実より怖いものはない」ことを次々と紹介。興味深い番組としてホラーファンの間で話題になっている。

 そんな超常現象調査員たちの興味をそそる「実話に基づいて製作された」背筋も凍るようなホラー映画ベスト10シリーズ。前回紹介した第10位~6位よりも、さらにレベルの高い怖さをはらんだベスト5。この映画をすべて見終わったとき、あなたは正気を保てるだろうか――。


第5位:『悪魔の沼』 (1977)

ストーリー:テキサスの場末にある売春宿で働く娼婦が、客の求めるプレイを拒否したとしてクビになり追い出されてしまった。娼婦は町の外れにある古い宿で一夜を過ごすことになるのだが、異様な雰囲気を漂わせている宿主は彼女が娼婦だとわかると突然わめきたて、殺害。宿に隣接する沼で飼っているペットの巨大ワニに遺体を放り込み、証拠隠滅してしまった。宿主は、宿に止まりに来た家族や娼婦の行方を追ってきた家族などを精神的に追いつめ、殺害。被害者はみんな、巨大ワニの餌食となるのだった。

実話:テキサス州ベア郡エレメンドルフで20世紀初めに起こった「アリゲーター・マン事件」を基に製作。酒場の敷地内に池を作り、巨大ワニ(アリゲーター)で客寄せしていた男が女性や元妻たちを殺しては、ワニの餌食にしていたとされている。男は逮捕される直前に銃で自殺。共犯者である5頭のワニたちは動物園送りとなった。

ポイント:『悪魔のいけにえ』を手がけたホラー映画の巨匠トビー・フーパー監督の作品。『悪魔の沼』よりも『悪魔のいけにえ』の方がリアルに感じる人が多いとされるが、後者は全くのフィクションである。大スターの中に混じり、若かりし頃のロバート・イングランド(『エルム街の悪夢』の殺人鬼フレディ・クルーガー役で知られる)も出ており興味深い。


第4位:『プロフェシー』 (2002)

【保存版】実話ベースの正気を失うほど恐いホラー映画10選! 製作者が次々死亡、「苦手な人は観るな」勧告まで!の画像3画像は、『プロフェシー

ストーリー:車を走行中、突然現れた”蛾人間”こと、モスマンのような物体に驚いて事故を起こし、病院に搬送後亡くなった妻の死を乗り越えることができない新聞記者の男が、2年後、取材中に迷い込んだウェスト・バージニア州ポイントプレザントで、UFOやモスマンなどが目撃されたり超常現象が起こっていることを知り、妻の死の手がかりに繋がるのではないかと、取り憑かれたかのようにその謎に迫る。

実話:1966年11月から13ヶ月間、ウエスト・バージニア州のポイント・プレザントで次々と目撃された赤い目をしたUMA(未確認動物)モスマンと奇怪な出来事を基に製作。UFOに乗る”宇宙人のペット説”もあるモスマンは、200人以上に目撃されたとされたと記録されており、46人の犠牲者を出したシルバー・ブリッジ崩落事故を引き起こしたとも見られている。

ポイント:映画の製作関係者が次々と亡くなったため、モスマンの呪いだと囁かれるようになった。また、『真実の行方』のリチャード・ギアとローラ・リニーのコンビが再び共演した作品としても話題となった。

第3位:『エンティティー 霊体』 (1982)

【保存版】実話ベースの正気を失うほど恐いホラー映画10選! 製作者が次々死亡、「苦手な人は観るな」勧告まで!の画像4画像は、『エンティティー/霊体』より

ストーリー:夫と別居し、3人の子どもたちを育てながら資格取得のための勉強に励む三十路美女が、性欲にまみれた幽霊に夜な夜な強姦されるようになる。自分の妄想なのか心霊現象なのか悩んだ彼女は友人の勧めで精神科医の治療を受け、精神分裂症と診断。問題解決にはならなかったため、その後、超心理学者に相談。強姦しているのは霊だと確信した超心理学者たちが、目に見えぬ霊を相手に奮闘する。

実話:カリフォルニア州カルヴァーシティ在住のドリス・ビゼルという女性が、目に見えない霊により毎晩のようにレイプされていたという怪奇現象を細かく記したフランク・デ・フェリータのノンフィクション本『The Entity』(1978)を基に製作。ポルターガイスト現象などの怪奇現象も起こっており、超心理学者は実験の結果、霊の仕業だという確信したと記されている。

ポイント:ホラー映画にしては珍しい125分の超大作。女性が目に見えない幽霊におっぱいを揉まれるシーンの描写や実験のシーンが絶妙だと話題になった。

動画は、You Tubeより

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