【保存版】実話ベースの“正気を失うほど”恐いホラー映画10選! 製作者が次々死亡、「苦手な人は観るな」勧告まで!
第2位:『死霊館』 (2013)
ストーリー:1971年、ロードアイランド州の人里離れた地に立つ一軒屋に引っ越してきた夫婦と5人の娘たちの身に、次々と怪奇現象が襲い掛かる。家に入りたがらなかった愛犬の突然死、屋敷は常に冷んやりしており悪臭が漂い、時計は毎晩決まった時間に止まる。母親の体には謎のあざが浮かびあがり、幼い娘は何も無い空間に向かって話しかけるように。オルゴールをかけると少年の霊が現れるようになり、娘たちに危害が及ぶと夫婦は、超常現象研究家として有名なエド&ロレイン・ウォーレン夫妻に調査を依頼した。調査の結果、この家には昔、我が子を悪魔の生贄に捧げた魔女が住み、その魔女が呪いをかけて自殺していたことが判明。ウォーレン夫婦は直ちに悪魔祓いを決行する。
実話:1万件を超える心霊現象の調査に携わってきた超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が「最も邪悪で恐ろしい事例」と明言した実話を基に製作。映画は実際に起こった心霊現象を忠実に再現している。末っ子は「私が一番幼かったからか、最も多くの霊現象を経験した。少年の霊とも会話をした」と証言している。
ポイント:途切れなく起こる悪魔による霊現象に、エクソシストなど、盛りだくさんのホラー映画。日本では10月に公開されたばかりの新作である。
第1位:『隣の家の少女』 (2007)
ストーリー:舞台は1958年のアメリカの田舎町。交通事故で両親を亡くし叔母に引き取られた2人の少女たちが、その叔母に理不尽で残酷極まりない虐待を受けるようになる。虐待は日に日にエスカレートし性的虐待へと発展。叔母の子たちや近所の子どもたちが立ち会う中、少女が「死んだほうがまし」だと思うような虐待は続けられた。この少女に思いを寄せる少年が大人になり、回想する形で映画は作られている。
実話:1965年10月26日、インディアナ州で殺害されたシルヴィア・ライケンスの虐待事件を小説化したジャック・ケッチャムの『隣の家の少女』 を基に製作。カーニバルで働く両親の変わりに世話をすると名乗り出たシルヴィアの友人の母親が、預けられてわずか2週目に振り込むと約束していた週20ドルの支払いが送れたとして彼女への虐待を開始。自分の子どもたちや家に出入りしていた近所の子どもたちが見守る中、殴打、罵倒、タバコの火を押し付け、裸にして膣にコーラ瓶をねじ込んだ。そして、熱湯をかけ、火傷した皮膚に塩を塗りみ、食事も与えず彼女自身が出した汚物を食べるよう強要。子どもたちにも暴行するよう命じ、シルヴィアは、3ヶ月間に渡る虐待の末、脳浮腫と脳内出血を併発し、ショック死した。事件は、「インディアナの犯罪史上で最も恐ろしい犯罪」として今なお語り継がれている。なお、シルヴィアは小児麻痺の後遺症がある妹と共に預けられていたため、逃げると妹に害が及ぶと懸念し、虐待に耐え続けたものと見られている。
ポイント:ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングが「この20年で最も恐ろしくショッキングな映画」と評し、「苦手な人は観ない方がよい」と警告したことで有名。ホラー好きな人にとっても少女への冷酷極まりない虐待シーンはキツイと感じるとも伝えられている。
今回の実話が元になったホラー映画ベスト10はいかがだっただろうか。わざわざホラー映画にしなくても、サスペンスとして映画化しただけで十分怖くなりそうな事件を元にしているものばかりだが、それをさらにホラーという味付けで演出しているのだから、その怖さは想像を超えるだろう。実際の事件を思い浮かべながら見れば怖さは倍増だ。今夜は人生で最もグロテスクなナイトメアを楽しもうではないか。
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2024.10.02 20:00心霊【保存版】実話ベースの“正気を失うほど”恐いホラー映画10選! 製作者が次々死亡、「苦手な人は観るな」勧告まで!のページです。幽霊、悪魔、ホラー映画、連続殺人鬼、パニック、実話などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで