「2040年までに文明崩壊」50年前の“MIT予言”が現実になるとデータ分析で確定! 専門家「成長の追求は不可能」、グレートリセット一直線か!
やはり「グレートリセット」は不可避なのか――!? 世界4大コンサル企業の1つから衝撃のレポートが発表されている。人類の文明は間もなく崩壊に舵を切るというのだ。
■我々の社会は「成長の限界」に予定通り近いづいている
1972年にシンクタンクのローマクラブが発表した「成長の限界」とは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のデニス・メドウズ教授らの研究チームが人類の未来について、このまま人口増加や環境汚染などが続けば、資源の枯渇や環境の悪化により100年以内に文明の成長が限界に達すると警告する衝撃的なレポートであった。
この警告は今もまだ有効なのか? そしてコロナ後の世界において、我々は経済活動をコロナ前に戻すべきなのだろうか?
経済アナリストによる新たな研究では、この世界は今も「成長の限界」に近づいており、今後10年以内に経済成長が峠を越えて衰退に向かいはじめ、最悪の場合は2040年頃までに社会の崩壊を引き起こす可能性があると結論づけている。この先10年以内に人類の文明は崩壊に向けて動き出すというのだ。
世界4大コンサルティング企業の1つ、KPMGの経済アナリストであるガヤ・ハリントン氏が2020年11月に「Yale Journal of Industrial Ecology」で発表した研究では、我々の社会は「成長の限界」に予定通り近いづいていることが報告されている。
ハリントン氏はMITの「World3」モデルがこれまでのデータとどのように重なるか評価した。過去に行われた同様の研究では、2014年のものが最新だったという。
ハリントン氏の新しい分析では、人口・出生率・死亡率・産業生産高・食料生産・サービス・再生不可能な資源・持続的な汚染・福祉、そしてエコロジカル・フットプリントという10の主要な変数にわたるデータを調べている。彼女は、最新データが2つのシナリオ、これまでの通りの経済活動である「BAU2(business-as-usual)」と、包括的技術である「CT(comprehensive technology)」と最も密接に一致していることを突き止めた。
「BAU2とCTのシナリオは、今から約10年以内に成長の停止を示しています。したがって、どちらのシナリオも、通常どおりビジネスを継続すること、つまり継続的な成長を追求することは不可能であることを示しています。前例のない技術開発や採用とを組み合わせた場合でも、LtG(成長の限界)によってモデル化された通常のビジネスは、必然的に今世紀内の産業資本、農業生産高、および福祉レベルの低下へとつながります」(研究論文より)
ハリントン氏はMITの「World3」モデルでは、崩壊は「人類が存在しなくなることを意味するのではなく」、むしろ「経済的および産業的成長が停止し、その後衰退し、食糧生産と生活水準を損なう」ことであると説明している。そして「BAU2」シナリオでは2040年頃に経済活動の急激な低下が示されているのだ。
■この先10年の人類の選択と行いが文明の長期的な運命を決定する
一方、「CT」のシナリオでは、経済の衰退はやはり2040年前後に始まり、さまざまな悪影響が生じる可能性があるものの、壊滅的な社会崩壊には到らないという。このケースでは環境はより劣悪になるものの、かろうじて社会は存続するのである。
そして残念ながら、最新のデータに最も適合しなかったシナリオは、なんとか社会の安定が保たれるという「SW(stabilized world)」と呼ばれる最も楽観的な可能性である。「SW」では技術革新と公衆衛生および教育への広範な投資を組み合わせて文明は持続可能な道をたどり、経済成長の低下は最小限度に食い止められる。しかしそれは、最も起こり得そうにない未来なのだ。
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2024.10.02 20:00心霊「2040年までに文明崩壊」50年前の“MIT予言”が現実になるとデータ分析で確定! 専門家「成長の追求は不可能」、グレートリセット一直線か!のページです。人類、仲田しんじ、文明、MIT、ダボス会議、ローマクラブ、持続可能性、グレートリセット、成長の限界、サスティナブルなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで