「2040年までに文明崩壊」50年前の“MIT予言”が現実になるとデータ分析で確定! 専門家「成長の追求は不可能」、グレートリセット一直線か!
「BAU」と「CT」の両方が今後約10年で経済成長の終わりを示しているが、「BAU2」シナリオのみが明確な“崩壊パターン”を示しており、「CT」は将来の衰退が人類一般にとって比較的ソフトランディングである可能性を示唆している。
“崩壊”を避けられたとしても、少なくとも現状の経済活動を続けることはできないと指摘されているのだが、研究ではイノベーションと公共サービスへの投資の増加こそが“崩壊リスク”を回避するだけでなく、安全に機能する新しい安定的に繁栄した文明につながることを見出している。「SW」もまだ不可能ではないのだが、しかし、その方向に舵を切るのに残された時間は10年しかないという。
「SWのシナリオは辿るのが最も困難な道ですが、社会が成長以外の目標に向けることによってもたらされる意図的な軌道修正は依然として可能です。LtGの作業はこの機会の窓が急速に閉じていることを意味します」(研究論文より)
2020年のダボス会議(世界経済フォーラム)でのKPMGディレクターとして臨んだプレゼンテーションでハリントン氏は別の道、つまり他の経済目標と優先事項に焦点を当てた成長へのアプローチについて論じた。
「私たちの社会的優先順位を変えることは、必要に迫られての屈服ではないのです。人間の活動は再生可能であり、私たちの生産能力は変化する可能性があります。実際、私たちは今そのようなことが起こっている例を見ています。これらの取り組みを拡大することで、持続可能な機会に満ちた世界が生まれました。移行は容易ではなく、いくつもの課題がありますが、持続可能で包括的な未来は依然として可能なのです」(ハリントン氏)
ハリントン氏はこの楽観主義の根拠として、環境、社会、および優れたガバナンスの優先順位の「急速な上昇」を指摘し、政府と企業の両方で起こっている考え方の変化を示している。真に持続可能な文明を作るのに、まだかろうじて間に合うというのである。
中止された今年のダボス会議で議題にされるはずであった「グレートリセット」が今後どのような進展を見せるのかはまだわからないが、いずれにしてもこの先10年の人類の選択と行いが文明の長期的な運命を決定することは間違いないのだろう。
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2024.10.02 20:00心霊「2040年までに文明崩壊」50年前の“MIT予言”が現実になるとデータ分析で確定! 専門家「成長の追求は不可能」、グレートリセット一直線か!のページです。人類、仲田しんじ、文明、MIT、ダボス会議、ローマクラブ、持続可能性、グレートリセット、成長の限界、サスティナブルなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで