「中絶胎児の体組織利用に米政府が出資」 陰謀論が真実だと遂に判明! 大手メディアは2年前に全否定…アドレノクロム問題も?
中絶胎児の臓器が実験のために摘出されている。一時は陰謀論とされた話が、事実であったことが明らかになった。
米保守メディア「The Gateway Pundit」(8月5日付)によると、法的説明責任を求めるグループ「Judicial Watch」が火曜日に発表した報告書で、アメリカ合衆国保健福祉省(HHS)が、中絶された胎児の臓器を使った組織バンクを採用しているとされる米ピッツバーグ大学に、少なくとも270万ドルを支払っていたことが分かったという。
2019年、米保守メディア「Infowars」の司会者で陰謀論者のレッテルが貼られているジャーナリストのアレックス・ジョーンズ氏は、ポッドキャスト「The Joe Rogan Experience」に出演し、胎児の臓器摘出が組織的に行われていることを暴露したが、陰謀論とみなされ、非難の的になった。当時、米誌「Newsweek」などは、ジョーンズ氏が「トランプ大統領を含む共和党支持者が喧伝する誤情報を巡って炎上」と報じていた。
しかし、「Judicial Watch」が入手した数百ページに及ぶ公文書請求書によると、ピッツバーグ大学の提案書には、「発生過程(妊娠6~42週)で収集されたヒトのgenitourinary(泌尿器・生殖器の器官と機能)サンプルの取得、品質管理、配布のためのパイプラインを構築する」ことを目的としている旨が書かれていた。42週ということは、妊娠10カ月以上である。また、少数民族の胎児組織の採取に特に力を入れていたとされており、医療進歩センターの創設者であるデイビッド・デライデン氏はこれを “人種差別 “と表現している。
先日トカナでも報じたように、胎児組織を用いたピッツバーグ大学の研究は、昨秋、学術雑誌「ネイチャー」にひっそりと掲載されていた。
研究には12人のピッツバーグ大学科学者が関わり、人間の皮膚を移植した実験用マウスを開発した。マウスに移植された胎児の皮膚の一部は、「成人の皮膚」に発達し、一部は移植後12週間で、人間の毛髪を生やしたと記されている。発表された当時、この研究は特に話題にはならなかったが、ペンシルベニア州議会の胎児実験に関する公聴会で明るみに出て、注目された。
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