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天使目撃、デスメタル呼吸法…占い“しない”師の語る「予兆・暗示・予知」とは？　

2021.09.03 10:00 文＝神ノ國ヲ

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――憑依された経験などは？

（かーりー）　相談者にも「お祓いはできない」と伝えていますが、たまに「変なモノを拾ってきた」と感じることがあります。そんなときに私がする方法をお伝えしておきますね。実は「デスメタルの呼吸法」が有効なんです。あの低い声で、大声でシャウトをかますんですよ。たとえば人通りの多い雑踏でいきなりシャウトしたら、普通、人は驚いて離れるじゃないですか。

　それと同じで、憑いてきた悪いものも逃げるんです。これは独学以前の問題で自分なりにあみだした適当な方法ですが、お祓いのできる知人等に聞いたら、全く見当違いの方法ではないようです。意外ですよね。家族がいるとびっくりされるのでこっそりやってます（笑）

――占いとは、占い「しない」師とは何ですか？

（かーりー）　たとえば「前世から占ってほしい」と相談も受けることもあります。私自身はあると考えていますが、霊視でそれを伝えたところで実証する方法はありませんよね。実証できない以上、私自身は「前世が見える」とは言わない方針です。

　たしかに自分のイメージに合致するストーリーを聞く／知ることで安心したり、腑に落ちたり、トラウマを解消する、そういう効果はあると思います。

　ただ、敢えて「占い屋」という表現をしますが、私は料金が発生する「占い屋」の場合は、相談者にとってなるべく役に立つものを提供したいと考えています。

　つまり易術と霊視の占いだけでなく、総合的に私が持っているすべての知恵や知識を使い、相談者にとって価値ある情報を提供できる「一人の人間」でいること、それゆえ、私は占いをしない占い師、「占いしない師」なんです。では占いとは何か。それは「自分の悩みを認識する入り口」のようなものでしょうか。

　一方で占術の研鑽も続けたいと思っています。最近、天童春樹（※天道春樹とも表記）先生の人相術から学びたいと思っています。天童先生は凄い方で、知人が見てもらうと「あんたには猫の相が出ておる」と言われたらしいんですが、ちょうどその頃、知人の実家では家族が拾ってきた猫が増えてしまったことが唯一の悩みだったそうです（笑）

　天童先生を含む、高みにいらっしゃる先生方から学び続けたいと思っています。質の高い「占いしない師」になるためにも、様々な占術・命術、また社会福祉や経済・健康のことなど総合的に学び続ける必要があると実感しています。

――ところで、私なんですが……

（かーりー）　飛行機乗るのお好きなんですね、ふふっ。ご家族はこんな感じで赫々云々……。

――……!? なぜそれを…（困惑）　ありがとうございました！

占い「しない」師・カーリー

Twitter@curly_mina_8