相手が面白いほど自分の要求に従う「ブラック心理学」実践編! 恋愛・ビジネス・子育て、怖すぎる人心掌握術!(インタビュー)
異性にモテたい、「ゆとり世代」な部下にヤル気を出して欲しい、子供に親の言うことを聞かせたい――日常生活を送る上で、常に人間関係にまつわる悩みは絶えない。悩み抜いた末に「相手に言いなりになって欲しい」「相手の心を操りたい」というブラックな欲求へと変わってしまうことも少なからずあるだろう。実際、魔女である筆者は「黒魔術で相手を操ることはできないか」という問い合わせを受けることもある。極悪人の犯罪を抑止するケース以外はお断りしているが、実は魔術の力に頼らなくてもある種の“心理テクニック”を駆使することで、相手が気付かぬうちに要求を通すことができる場合がある。
そこで筆者は『ココロを盗む! ブラック人生相談 あなたの黒き望み、“心理術”でかなえます!!』(辰巳出版)などの心理本の著者で、「聴くだけでモテるブラック心理学」というインターネットラジオも配信している「ブラック心理学」のプロ、日本マインドリーディング協会理事でビジネス心理コンサルタントの岸正龍氏にインタビューを行った。後編では、ついに具体的な実践法が語られる!
※ コロナ禍を生き抜く「モテ術」、その極意が明かされた前編はコチラ!
■実践してみよう!恋愛編
――ブラック心理学の技法を使って、気になる人に実際どれくらい効果あるか、付き合えるか確かめる方法はありますか?
岸正龍氏(以下、岸) まだ相手が自分のことをどう思っているか分からない状態で、関係を崩さず好意を確かめたい場合、直接的に相手が好きだという言葉を用いるのではなく、相手の目を見ながら「好き」「かわいい」などの単語が入った会話をしましょう。 例えば、「昨日ショッピングセンターにペットショップがあって犬が“かわいかった”んだ。(“かわいい”の単語に合わせて相手の目をまじまじと見つめる)試しに抱っこさせてもらったら一瞬で“好き”になったよ。(“好き”の単語に合わせて相手の目をまじまじと見つめる)ずっと“一緒にいたい”と思った。(さらに相手の目をまじまじと見つめる)」 こんな感じで。相手が好きなら好反応、嫌いなら引きますよね。
――なるほど、ためになるし凄くわかります!
■実践してみよう! ビジネス編
――ブラック心理学は、なかなか言うこと聞かない部下にも通用しますか? 例えば、ゆとり世代の部下は良くも悪くもですが自己主張が強く、興味がなければやる気もなく、言うことを聞かず上司を悩ませる、という話を聞きます。マイペースで遅刻も多かったり。
岸 上司と部下との問題は、「ルールで何とかなるか」「完全に気持ちの問題なのか」にもよりますね。 ルールで解決する問題の場合は、ルールを定めた方が早いです。(極端な例ですが)たとえば「3回遅刻したら罰金1万円」など。「これが終わるまで帰ってはいけない」など。
気持ちを操るのは、なかなか大変です。人には、「心理的リアクタンス」といって、他人に指示されず自分自身で決断したい、という心理があります。自分にとって良いことと解っていても、人から言われると嫌になってしまうんです。例えば、ダイエットしようと思っていたのに、他人に「最近太ったね~! ダイエットしたら」勧められたらやる気が失せたりしませんか。
――たしかに、余計なお世話だと思って天の邪鬼な反応をしたくなりますね!
岸 ですから、人を動かすのではなく「相手から言わせるように仕向ける」ことが大事です。 例えば、遅刻ばかりする部下に「自分も昔は遅刻ばかりしていた。でも、その時の上司に『1カ月遅刻せず頑張って』とさりげなく言われて、実際にやってみたらめちゃくちゃ成績が上がったんだ。どう思う?」などと聞いて、相手が「じゃあ、自分も頑張ってみようかな」と思えばしめたものです。臨機応変に状況を考える応用力が必要になりますが、とにかく、「相手に言わせて決断させる」ということですね。恋愛でも、浮気を繰り返す男性には「友達の彼が浮気をしてるんだけど、酷いよね。あなたは浮気しないよね?」のように言って「浮気なんかしないよ」と言わせればいい。
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2024.10.02 20:00心霊相手が面白いほど自分の要求に従う「ブラック心理学」実践編! 恋愛・ビジネス・子育て、怖すぎる人心掌握術!(インタビュー)のページです。恋愛、ストレス、子育て、モテ、ビジネス、心理学、コロナ禍、岸正龍などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで