全く何も食べない「不食人間」が多数存在!! 光だけで生きる人も…人体最大の謎!
人はパンのみにて生くるものに非ず――誰もが一度は聞いたことがあるだろう。アブラハムの宗教のひとつ、ユダヤ教の聖典「タナッハ」の申命記第8章にあるモーセの言葉である。キリスト教のイエスは、それを引用したことがマタイ福音書で明らかにされている。
人間にはパン=飲食物が必要である。しかし、そのような物質的・物理的な満足だけでは満足できない。むしろ、それらを超える価値である天来のもの(神/信仰/愛)もまた必要不可欠である、という意味だ。
たしかに人間には心と身体があり、その両方を統一的に満たすことが出来なければ、活き活きとした生活は営めない。この点は、国連が掲げるSDGsも「貧困と飢餓の撲滅」として指摘するところだ。しかし、いま人類進化の新たな兆しか、「不食人類」なる人々が表れている。人口爆発、環境破壊、食料生産資源の争奪戦の果てに生き残る者は誰なのか!以下、関連記事を再掲する。
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巷には女性をターゲットとした様々なダイエット法が溢れ返っている。太らないよう、日々ストイックに食事を制限している読者もいるかもしれない。しかし昨今、少食どころか、ほとんど食物を摂取しない「不食人類」なるものが話題になり始めた。
彼らは食物エネルギーを摂らず、太陽と大地からのエネルギーのみを糧に生活しているという。さらに「不食になってから病気が治った」という報告も数多くあるようで、これは大変興味深い事態である。今回は、そのような「不食人類」の代表的存在である2名を紹介し、なぜ彼らが食べずにいられるのか、その謎に迫ってみよう。
■世界の不食人類たち
ジャスムヒーン
ジャスムヒーンは、1957年オーストラリア生まれの美人不食人類だ。光を栄養源にしているという彼女は、1992年から母国を拠点に不食のためのセミナーやワークショップを開催している。「食べても食べなくても良いが、食べるという行為から自由になる事が重要だ」というのが彼女の主張だ。ジャスムヒーンにとって「食」とは基本的に社交のための行為であるが、味覚を楽しむこと自体は否定しておらず、彼女自身もコーヒーを飲んだりスイーツを食べるなどし、1日に300kcal程度の食事は摂っている。
長年の活動が認められ、ジャスムヒーンは2000年にイグ・ノーベル文学賞を受賞した。現在、彼女は公式サイトを通して、“人類の霊的成長のための”情報やスピリチュアル・メッセージを発信しており、世界中に多くの信奉者を持っている。また、何度か来日も果たしている。
ギリ・バラ
1868年生まれのインド人女性。1880年から不食人類となった。ヨガの行者である彼女は、そのテクニックを駆使してエーテル・太陽・空気などからエネルギー身体に取り込んでいたそうだ。
子ども時代の彼女は、食欲旺盛でよくつまみ食いをしては叱られていた。9歳で結婚の誓約のもとに夫の家へと嫁いだが、そこで全てが変わってしまう。ある日、旺盛な食欲をひどく叱責する姑に向けて、ギリ・バラは「もう一生何も食べないでやるわ!」と叫んだのだ。そして泣きながら村を走り抜け、祈ったところ「光だけで生きる」啓示を授かったのだという。
その後、ギリ・バラが世界的に知られるようになる前、この話を不思議に思った村の首長が、彼女を宮殿に閉じ込め厳しく監視した。その結果、「確かに彼女は何も食べず、光だけで生きているようだ」というお墨付きを得て解放されたと伝えられている。
さらに、前述のジャスムヒーンのセミナーで学んだ不食を実践した結果、血清ガン、糖尿病、右足麻痺などの症状が消えてしまったポーランド人女性カミラ、飲まず食わずで74年間を健康に過ごしたインド人プララド・ジャニ、他にもロシアのジナイダ・バラノワ、イリナ・ノヴォジロヴァなど、いまや「不食人類」の実例は枚挙にいとまがないのである。
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2024.10.02 20:00心霊全く何も食べない「不食人間」が多数存在!! 光だけで生きる人も…人体最大の謎!のページです。エネルギー、不食などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで