海底で発見された奇妙なもの8選! 巨大眼球、大量死体、失われた村まで…!
地球を見渡せば、海洋の80%以上がいまだ人類未踏のエリアだ。人は水中では暮らせない。だからこそ、光も射さない深淵に神秘とロマンを見出すのだろう。だが同時に、未知の世界に対する言いしれぬ不気味さもつきまとう。今回は、海の底で発見された、ちょっと考えられないシロモノをご紹介する。
1. 謎の巨大眼球
まずは、フロリダのビーチに漂着した、ちょっとグロ系な「謎の巨大目玉」からご紹介しよう。
なんと、眼球はソフトボールくらいの大きさで、両手で抱えるほどずっしりと重い。その正体についてしばらく議論は紛糾していたが、専門家の調べでメカジキの目玉だと判明している。フロリダ海峡ではメカジキが漁獲されているため、漁師が取り除いたものと思われる。残念ながら、海の怪物ではなかったようだ。
2. モリネール湾の「海底美術館」
カリブ海に浮かぶグレナダ島の近海には、通好みの水中アトラクションがある。島の西海岸、モリネール湾の奥底に、水中彫刻公園がオープンしているのだ。
深海で、グレナダの子どもたち26人が輪になって手をつないでいたり、フジツボに覆われ風化した「忘れ去られた特派員」など、エキセントリックな彫刻たちが無音の世界で永遠の眠りについている。
3. 水中墓地
ここほど静謐な場所は他にないだろう。世界で唯一の水中墓地「ネプチューン・メモリアル・リーフ」は米フロリダ州の沖合に位置し、瀟洒な石造りの円柱とライオンの彫像が目印。ここでなら、魚たちと一緒に永遠の眠りにつくことができ、遺灰は区画に納められるため、家族はボートやスキューバダイビング、シュノーケルで訪れることができるという。生前、海を愛してやまなかった故人には、うってつけの分譲だ。
4. ループクンド湖の謎の骸骨
インドのループクンド湖は「神秘と骨の湖」として知られている。湖の辺りから身元不明の人骨が約600~800体ほど見つかっているからだ。
これまで様々な伝説があったが、最新調査で人骨は9世紀に突然の暴風雨により亡くなったインドの王とその妻、従者たちのものとわかってきたそうだ。氷河湖のため1年のほとんどが凍ったままだが、雪が解けると湖底に白骨化した遺体が見えるという。
5. メキシコ湾の呪われた難破船
メキシコ湾海底で見つかった沈没船には、舵の端に「2109」という数字が釘付けされていた。奇妙なことに、船がなぜ沈んだのか、どこから来たのか、乗船客が誰だったのか、今に至るまで一切不明だという。また、調査の結果、約200年前の造船と見当がついたが、海洋生物に侵食されているにもかかわらず、怖いくらい保存状態が良いらしい。
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