【緊急】バンクシーの正体、ついに完全特定へ!! マッシヴ・アタックではなく“あの人”… 決定的証拠で言い逃れ不可!

 スプレーによる落書き「グラフィティ」を芸術に昇華させたストリートアートの最重要人物・バンクシーは一体誰なのか、今もって明かされていない。しかしながら、この謎めいたストリートアーティストの有力候補として、以下の3名がしばしば取り沙汰される。

・ 音楽ユニット「マッシブ・アタック」のロバート・デル・ナジャ(3D)
・ ブリストル在住のストリートアーティスト、ロビン・ガニンガム
・ 人気TV番組『アート・アタック』の元プレゼンター、ニール・バックナン

 だが今回、その正体を上回る信憑性の“第4の男”が現れたという。

■バンクシーとは誰なのか?

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画像は「Wikipedia」より

 まずは前述の3人についてざっくり復習しておこう。デル・ナジャは80年代にグラフィティ・アーティストとして活動しており、過去には「バンクシーは友人」と公言して憚らなかった。しかも、マッシブ・アタックのライブ会場の近くでは、頻繁にバンクシーの作品が見つかっている。これは奇妙な偶然の一致だろうか。

 ガニンガムの場合、現役のストリートアーティストであるばかりでなく、「シュレッダー事件」のあったサザビーズで不審な行動を目撃されている。そして作品が切り刻まれ唖然とした会場の様子を、バンクシーは自身のインスタグラムにアップしている。

 だが、切断の瞬間を撮影していた顧客のカメラに、ガニンガム激似男性が写り込んでいた! しかも、彼は作品をスマホで撮っていたが、そのアングルはバンクシーの投稿した写真と同一だったという。

 バックナンも怪しい。彼はTV業界で司会やプロデューサーをしているが、国際的にも著名なアーティストだ。本人は作品の制作や展覧会、その準備で忙しく、そんなヒマはないと強く否定しているそうだが。

 そして最近になって、グラフィティ界のスーパースターの正体が「とうとう割れた」と囁かれるようになった。バンクシーは、ジェイミー・ヒューレットという男だった、というのだ。

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ジェイミー・ヒューレット 「LAD Bible」の記事より

 ヒューレットは、イギリスでカルト的人気を誇ったコミック『タンク・ガール』の作者の1人。1998年以降は、ブラーのデイモン・アルバーンと共同でバーチャル覆面音楽プロジェクト「ゴリラズ」を結成したことでも知られ、彼はここでグラフィック全般を担当している。

 ゴリラズとバンクシーとの関わりは、アルバーンがボーカルをつとめるブラーの『シンク・タンク』に遡る。彼らにとって7枚目となるアルバムのジャケットを描いたのがバンクシーだ。アルバムは英音楽チャートで1位となり、これがキッカケとなりバンクシーは大衆の知るところとなった。

 以来、ゴリラズの「トゥモロー・カムズ・トゥデイ」のMVにもバンクシーによるゴリラのステンシル(型紙)が登場するなど、つきあいは長い。


■「バンクシー探し」は大詰めか?

 ヒューレットについて以前から噂があったものの、決定打となったのは英紙「メトロ」へのタレコミだった。

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「Metro」の記事より

 2019年4月、「自分の身元を明かすとヘイトメールが来る」ため、匿名を条件とした科学捜査専門家A氏によれば、バンクシー作品の商用利用などでバンクシーに入る売上を辿ったところ、多くの企業で「J Hewlett」の名前を発見したという。

「したがって、ジェイミー・ヒューレット氏はすべてのバンクシー関連会社の最終的な受益者であると思われ、もし彼がバンクシー本人でないとしても、彼に非常に近い存在ではあるはずです」(A氏)

 これに対し、バンクシーの広報担当ジョアンナ・ブルックスは「ジェイミー・ヒューリットはバンクシーというアーティストではありません」と却下の声明を出した。しかし、声明にある苗字のスペルが間違っていることに気づいたファンは、「これはバンクシーお得意のトリックの1つかも」と、新たな興奮を呼んでいるという。

「バンクシー探し」も、もはや大詰めの感がある。アート界ではカリスマアーティストの正体は、もはや“公然の秘密”なのだろう。ただ、あくまで彼の商業的成功、ブランドイメージを守るため、本人も周囲も沈黙を貫いているのだ。

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