韓国・カルト集団「プルダグマ」が謎の液体を用いた「青の儀式」を実行中?
韓国では国民の2~3割がキリスト教徒だといわれるが、一部の教団は宗教を装った政治活動をしており、昨年のコロナ禍からは「新型コロナは人為的なバイオテロだ」と主張する団体が、政権批判デモを繰り返し、マスクもしない信者たちによる集団感染が大きな社会問題となった。
これには自治体が感染を拡大させたとして賠償を求める訴訟もあり、テグ市が新天地イエス教会に、ソウル市がサラン第一教会に、それぞれ億単位を請求する裁判を起こした。それでもサラン第一教会は抵抗をやめず、政府の感染対策ルールにも反して信者800人の野外礼拝を強行。バリケードを立て警戒する行政側に対し、「自由な歩行の妨害だ。邪魔すれば警察でも国家賠償請求で責任を問う」と牧師が宣言、熱くなった一部信者が逮捕される事態にもなった。ソウル市は現在、教団施設の閉鎖処分を裁判で決定させたが、活動の抑え込みには至っていない。
これを見て蜂起したのが「青い悪魔」プルダグマの面々で、カウンター団体として「あの暴徒を止める」と、密かに青い液体を飲ませて「連中の死期を早める」工作を決めたのだという。リーダー格の男性は「人数ではキリスト教徒にかなわないから水面下で戦う。敵は教団だけでなく、ここまで国を混乱させた政府関係者にも、悪魔の判断を仰ぐため液体を飲ませる」と信者に通達した。
「液体をどうやって飲ませていくのかは不明ですが、そもそも、その液体で感染しなくなるとか死期を早めるとかの効果があるとは思えない」と記者。日本でもワクチン接種をめぐる国民間対立や、緊急事態宣言をめぐる政府方針に反発はあるが、さすがに韓国のような混乱はない。韓国の場合、キリスト教がらみの独特なパニックが存在しているようだ。
もっとも日本でも大分県の教会でゴスペル合唱活動によるクラスターが起きたニュースはあり、信仰の種に関係なく、人が集まりやすい宗教活動自体がコロナ禍において賞賛されないところはある。
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2024.10.02 20:00心霊韓国・カルト集団「プルダグマ」が謎の液体を用いた「青の儀式」を実行中?のページです。韓国、カルト宗教、キリスト教などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで