雇った殺し屋が下請けを雇い… 5次請け到達までの“全詳細”が判明! 誰も知らない「暗殺ビジネス」の真実!
2021.10.03 14:00
だが、結局のところ、5人目の殺し屋LingはWei氏を殺害しなかった。LingはWei氏に死を偽装するよう持ち掛けたのだ。Wei氏はこの提案を受け入れ、口を塞がれ、床に倒れている写真をLingに撮影させた。これで各々の下請けヒットマンが報酬を得ることになったわけだが、愚かなことにLingは撮影に使った携帯電話をWei氏の元に忘れてしまったのだ。その後、Wei氏は10日間姿を消した後、警察に駆け込み、暗殺が偽装されたことを告白、ここに世にも奇妙な事件の存在が発覚したのだ。
Tan氏と暗殺者5人はめでたく逮捕されたが、あまりにも奇妙な“暗殺”事件に裁判は難航。一度は釈放されたが、検察が控訴。3年の裁判の果て、それぞれ5~2年7カ月の懲役が確定したとのことだ。
誰も殺されなかったから良いものの、こうも次々と殺し屋が見つかるとは何とも恐ろしい限りだ。中国の殺し屋ビジネスの闇は深い。
参考:「BBC」、ほか
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