「台湾企業が日本国民の個人情報を組織的にハッキング」消されたニュースの真相 自民党総裁選裏側!
「高市氏はインターネット上での支持を集めて注目を集めましたが、 中心的な支持層は、 自民党支持者の中でも特に右よりな保守層です。いわゆる『ネット右翼』との親和性が高いという事情もあり、ネットでの高い支持につながった側面があります。Hは、その高市氏の会見に自前のメディアを参加させたりしており、ネット人気が高い高市氏の注目度の高さに便乗しようとしている節も見受けられました」(全国紙政治部記者)
沖縄県石垣市の尖閣諸島での中国公船による接続水域・ 領海への侵入事案の頻発や、台湾情勢の緊迫化など、中国の覇権主義の拡大が日に日に目立つようになってきた中で実施された自民党総裁選。習近平国家主席が率いる中国をめぐり、党内外のさまざまな思惑が交錯する中で行われた選挙戦だったが、熾烈な論戦の最中に不可解な出来事も起きていた。
「自民党総裁選への注目が集まっていた9月中旬、Hが運営するニュースサイトで配信された、あるニュースが情報当局の関係者らの間でひそかに注目を集めていました。ニュースは『台湾企業が日本国民の個人情報を組織的にハッキングしている』といった内容のもので、ニュースの中では特定の台湾企業のスパイ行為を名指ししていた。ニュース自体は、真偽が明らかではないフェイクニュースまがいのもので、企業側からのクレームがあったのか、数日後にはサイトから削除されました」(先のメディア関係者)
情報当局者らの間で議論を呼んだのが、なぜ「アンチ中国共産党」 のスタンスをとるはずのメディアがこんなニュースを配信したのかということだ。サイトから記事が削除された直後、タイミングを見計らったかのように匿名掲示板にニュースが“転載”された点にも注目が集まった。こうした一連の動きを巡り、関係者の間ではある「可能性」がささやかれている。
「中国の情報当局の関与の可能性です。昨年ごろから、中国当局がネットやメディアを使った日本での世論工作を強化しているとの見方が強まっており、今回の件もその一環ではないかという指摘があるのです。中国共産党への批判を続けてきたHですが、 注意深く彼らの主張を観察すると、彼らの攻撃の対象が限定的であることがわかります。主に攻撃しているのは、 現在の最高指導者である習近平氏の二代前の国家主席を務めた江沢民氏で、現体制についての批判はそれほど激しいものではありません。H内部に中国共産党の現執行部とパイプがある者がいて、その意を受けた情報戦を仕掛けているおそれがあるというのです」(同)
「消えたニュース」は、 中国が仕掛ける情報戦のツールだったのか、それとも、ただのフェイクニュースだったのか。真相はいまだ藪の中だ。
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2024.10.02 20:00心霊「台湾企業が日本国民の個人情報を組織的にハッキング」消されたニュースの真相 自民党総裁選裏側!のページです。台湾、カルト、自民党などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで