【ガチ】「スタバはCIAスパイの溜まり場」諜報員が暴露 スタバカードに秘密が…
CIA(アメリカ中央情報局)のスパイがスターバックスを利用してハンドラー(エージェント管理者)と会う方法を元CIAが暴露した。
「Great Game India」(10月18日付)によると、元CIAエージェントのアマリリス・フォックスが著書『Life Undercover: Coming of Age in the CIA』において、8年に渡るエージェントキャリアを暴露したという。この本は発売前から多くのジャーナリストや元CIA職員の批判に晒されてきた。というのも、その原稿がCIAの出版審査委員会の承認を得ずに出版社に提出されてしまったため、秘密保持契約に違反している可能性があったからだ。これに対しフォックスは、潜在的な機密情報を明かさないように配慮したことや、登場人物の一部は合成であることなどを説明している。
とはいえ、彼女のエージェントとしての経験は強烈である。2002年に21歳でCIAに入社したフォックスは2010年に退職するまで、グローバルブラックマーケットで生物化学兵器を購入するために、武器商人らと交渉していたことなどが同書には赤裸々に書かれているそうだ。
さて、そんなエージョントたちにはハンドラーと呼ばれる管理者がおり、活動資金や指示などはハンドラーから与えられる。ただ極力目だ立たないために、エージェントとハンドラーは必要がなければ接触しない。そのため、接触方法も当局に怪しまれないよう込み入ったものになっている。
フォックスによると、ハンドラーは自分の諜報員に1枚ずつスターバックスのギフトカードを渡し、『もし私に会いたければ、コーヒーを買ってきてくれ』と伝えるという。そして、ハンドラーは毎日インターネットカフェのコンピュータでカード番号を確認し、残高がなくなっていれば、ミーティングがあることを知るというのだ。なぜこんな面倒なことをするかというと、「カード番号は個人を特定するものではないので、全体として非常に安全」だからだという。
いずれにしろスターバックスにスパイが潜んでいるかもしれないとはなんともワクワクする話である。スタバカードで支払いしている人がいたら嫌でも気にしてしまいそうだ。
参考:「Great Game India」、ほか
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