2022年のダボス会議でついにグレートリセット実行へ! 最終到達点が判明!
世界のエリートたちの間で話し合われているという「グレートリセット」とは、実のところどんなものであるのか。そしていつから実施されるのか。一説によれば世界を襲う現在のコロナ禍はグレートリセットの序章であり“予行演習”であるという――。
■来年から本格始動する“グレートリセット”
世界経済フォーラム、通称「ダボス会議」の2021年のテーマであったグレートリセットとは「大いなるやり直し」の意味であり、これまでの資本主義文明が続けてきた自由な経済活動を根本から見直すというというドラスティックなパラダイムチェンジのことである。
グレートリセットの提唱者である世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ氏によれば、グレートリセットは持続可能性、第四次産業革命、ステークホルダー資本主義(stakeholder capitalism)などを柱に、誰もがモノを所有しない幸せな社会の到来を目指すものであるという。
特に生産活動に伴う炭素排出量は極めてシビアに抑制され、温室効果ガスの排出量と吸収・除去量を正味ゼロにする「ネットゼロ」社会を2050年までに実現することが計画されている。
もちろん国際社会はずっと以前から温室効果ガスの削減について話し合い、「京都議定書」や「パリ協定」などの各種の取り決めを行ってきたが、どうやら今回のコロナ禍がグレートリセットの到来を告げる呼び水となったことが明らかになったという。つまり、全世界を襲うコロナ禍はグレートリセットの序章であり“予行演習”というのである。
パンデミックの動向についてはまだまだ不透明な側面もあるが、今回のコロナ禍で否応なく社会に導入された“ニューノーマル”な行動様式と価値観によって、今後グレートリセットが本格始動する下地が出来上がったことになる。
そして、グレートリセットは来年の1月のダボス会議でも引き続き主要議題として話し合われることが決まっている。つまり、来年からグレートリセットが実行に移されることなるのだ。いったいこの世界が来年からどのように変わっていくというのだろうか。
■「第4次産業革命」の到来
シュワブ氏によると、まずは「第4次産業革命」が到来するという。
「物理的、デジタル的、生物学的領域の境界線を曖昧にするテクノロジーの融合」が特徴である第4次産業革命は「普及した監視システムとデジタルインフラストラクチャを制御する能力」を介して人口管理を強化することを可能にする新しい技術力をもたらすようだ。
「最終的に第4次産業革命は、私たちの行動だけでなく、私たちが誰であるかを変えるでしょう。それは私たちのアイデンティティとそれに関連するすべての問題に影響を与えます。私たちのプライバシーの感覚、所有権の概念、私たちの消費パターン、私たちが仕事と余暇に費やす時間、そして私たちがキャリアを蓄積し、スキルを育て、人的交流を育む方法に新たな光が当たります」(シュワブ氏)
■「ステークホルダー資本主義」への転換
続いて起きるのが「ステークホルダー資本主義(stakeholder capitalism)」への転換である。
利害関係者資本主義としても知られるステークホルダー資本主義は、これまでの企業と株主の利益が最優先であった資本主義とは違い、企業が従業員や、取引先、顧客、地域社会といったあらゆる利害関係者の利益に配慮する資本主義である。
「ビジネスは今、ステークホルダー資本主義を完全に受け入れる必要があります。これは、利益を最大化するだけでなく、政府や市民社会と協力してこの10年の重要な問題に取り組むために能力とリソースを割くことを意味します。彼らは、よりまとまりのある持続可能な世界に積極的に貢献しなければなりません」(シュワブ氏)
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2024.10.02 20:00心霊2022年のダボス会議でついにグレートリセット実行へ! 最終到達点が判明!のページです。パンデミック、ダボス会議、世界経済フォーラム、環境問題、グレートリセット、第4次産業革命、ステークホルダー資本主義などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで