人類滅亡直後の動画が流出！ 2027年からやって来たタイムトラベラーが「未来の街」を公開

2021.11.18 12:00

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　新しいタイプの“タイムトラベラー”が2027年の未来から映像クリップを届けていて話題だ。そこには人っ子一人いない都市の光景が収められているのだ。

■人類が滅亡した直後のゴーストタウンの動画

“タイムトラベラー”と聞かされれば、未来や過去から現在のこの世界にやって来た人物を思い浮かべるのだろうが、SNS全盛時代の今であればこそということか、新たなタイプの“タイムトラベラー”も登場している。彼らは未来にいながらにして、現在の我々とSNSなどを介して交流ができるという“タイムトラベラー”だ。

　ハビエル（Javier）氏もそうした“タイムトラベラー”の一人だ。彼は2027年の未来に生きている人物で、何らかの方法で現在の我々とSNSなどで交流ができるのである。

　そしてハビエル氏が先日、自身のTikTokアカウント「@unicosobreviviente」に投稿した動画クリップは、誰もいない大都市の光景を録画した映像である。場所は2027年のスペイン・バルセロナの都市であるという。

　いったい何があったというのか。ハビエル氏によれば、エイリアンの侵略によって人類が一掃されてしまい、街には誰もいなくなってしまったという。ハビエル氏は何らかの理由で生き残り、地上で「唯一の生存者」になってしまったということだ。1人ぼっちになってしまった彼はこの先いったいどうやって生きていくのだろうか。

　650万人のフォロワーを抱えているハビエル氏のTikTokアカウントではこれまでにも終末後の世界であると彼が主張する動画クリップで人々の注目を集めている。

　にわかには信じられない話だが、ハビエル氏によれば世界は2021年から見て近い将来にエイリアンの侵略に見舞われ、大戦争の後に劇的に終末を迎えるという。そして2027年の時点で人類は滅亡しているのである。

　多くの支持を集めているハビエル氏だが、ユーザーの中には彼が偽タイムトラベラーであるとして批判する声もある。

　これまでにもハビエル氏は人の姿がまったくないゴーストタウンと化した街の様子や、無人のショッピングエリアなどを収録した動画クリップを投稿しているのだが、それらはトリック映像ではないかと最近になってフォロワーから真偽を問う声もあがっている。

　そうした声を受けて今回、ハビエル氏は明るい時間の街の様子がしっかり確認できる動画クリップを撮影して投稿したのだ。高層ビルから見下ろす街の交差点は、路肩に停めてある車はあれど走っている車もなければ歩いている通行人の姿も皆無だ。ここは終末を迎えたばかりでまだ風化していない街の景色なのだろうか。

■コメント欄には真偽を疑う声も

　この動画クリップがアップロードされるやたちまち再生数は200万回を超え、何千ものコメントが寄せられている。

　コメントの中には、この動画はコロナ禍でロックダウン中の街を早朝に撮影したものだと指摘する声もある。

　ある懐疑論者は、「私の庭は1週間足らずで大きくなりすぎますが、ここの造園は手入れはされていないはずなのに、すべて完璧なままです」と書き込んでいる。高層ビルに囲まれた都会のオアシスである公園の景観が乱れていない点を指摘しているのだ。もしこの動画が本物だすれば、人類が滅亡してまだ1週間以内ほどであるということだろうか。