米国のトルネード被害は中国製HAARPの仕業だった!? 経済対立、外交的ボイコットに気象兵器で報復か!

 ご存知のように、現在アメリカでは季節外れの竜巻による被害が甚大だ。中西部と南部で12月10日から11日にかけて続発した竜巻(トルネード)の凄まじい被害の実態が明らかになりつつあるが、著名なUFO研究家は今回の竜巻は中国の“気象兵器”による攻撃である可能性を指摘している。

■「FASTは竜巻を作成するために必要な種類の装置」

 国土が広く平野の多いアメリカでは、もともと竜巻が発生しやすく毎年被害が出ているが、今回、季節外れの襲来に各地が大ダメージを受けた。わずか2日ほどの間に30以上もの竜巻が同時発生して一帯に壊滅的被害を及ぼしたのだ。

 犠牲者は100人以上とみられており、バイデン大統領は今回の竜巻はアメリカ史上最大級の1つだとの認識を示すとともに、復旧支援に全力を挙げる考えを示している。

 季節外れの竜巻がこれほど数多く発生するのは前代未聞であるだけに、これは自然現象ではないと考える人々もいるようだ。台湾在住の著名なUFO研究家、スコット・ウェアリング氏は今回のトルネードが中国の“気象兵器”である可能性を指摘し、自身が運営するUFO情報ブログ「UFO Sightings Daily」で詳細を述べている。

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「UFO Sightings Daily」の記事より

「インターネットを介して、夜遅くにアメリカを襲った30以上の竜巻によって、100人以上が命を落としたという話を聞いています。そしてほんの数日前、中国がアラスカと同程度の広さの地域で気象制御技術を使って雨を降らせ、空気を浄化しようとしている話を我々は聞きました。おそらく、あなたが知らないことがいくつかあります」(ウェアリング氏)

 この背景にはアメリカ政府の北京五輪への外交的ボイコットや、中国企業のアメリカ市場からの締め出しに中国政府が憤慨していることがあるという。そこで中国は、秘密裏に“気象兵器”を使ってアメリカ本土を攻撃しているというのだ。

「中国の貴州省には世界最大の電波望遠鏡、500メートル球面電波望遠鏡“FAST”があり、2020年1月に完全に運用可能であると宣言されました。これは竜巻を作成するために必要な種類の装置です」(ウェアリング氏)

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「CNN」の記事より

 ウェアリング氏によれば、現時点で世界最大の電波望遠鏡である中国の「FAST」が“気象兵器”に活用できるというのである。

「1993年に、米空軍はHAARPプログラムを作成しました。これは、電波を使用して世界の天気を操作する方法を研究するもので、信号を空に向けて放ち、電離層から地球上のどこかに跳ね返らせます。このプログラムはアラスカ州ガゴナで始まり、2014年にHARRPプログラムの停止が発表されるまで続きました。しかし、国民の抗議から逃れるために秘密裏に続けられたのかもしれません」(ウェアリング氏)

 HAARP(高周波活性オーロラ調査プログラム、High Frequency Active Auroral Research Program)とは、米軍と国防高等研究計画局 (DARPA)、アラスカ大学などによる高層大気と太陽地球系物理学、電波科学に関する共同研究プロジェクトである。

 ウェアリング氏によれば、中国はどこかの時点でHAARPについての極秘情報と技術を盗んだという。そして盗んだHAARPの技術を“気象兵器”に活用する研究開発を行ったというのである。アメリカから盗んだHAARP技術を用いた気象兵器で今回、中国は本当にアメリカを攻撃したのだろうか。

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「UFO Sightings Daily」の記事より

■気象兵器による水面下の戦いが繰り広げられている

 ウェアリング氏によれば、中国はHAARP以外にもアメリカのあらゆる先端技術を盗んでいるという。

「中国は、NASAのスペースシャトルから最新のAWACS(早期警戒管制システム)軍用機まで、米国が持っているあらゆる技術を盗むことを優先しています」(ウェアリング氏)

 そして、この時期に30以上もの竜巻が大量発生するのは前代未聞であり、アメリカの外交的ボイコット発表への中国側の対抗措置であると指摘している。

「竜巻が一度に30回発生することなどありません! 夜はもちろん、12月は気温が氷点下になります。竜巻は通常、春と夏に発生するものです。竜巻のピークは5月と6月であると、すべての気象科学者が知っています。寒さは竜巻(の発生を)抑制するのです。今回の竜巻は夜に襲いかかり、人々は屋内にいたため逃れることができませんでした。このHAARPチャイナプログラムは、敵を罰し、傷つけ、殺し、破壊によって経済を混乱させるための武器なのです」(ウェアリング氏)

 そして、我々は新たなタイプの戦争の時代に突入したと説明する。世界は気象兵器による水面下の殺し合いの時代に突入したというのだ。

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「CNN」の記事より

「バイデン大統領でさえ、『これは私たちの歴史の中で最大の竜巻の発生の1つである可能性が高い』と述べています。私は、ここに事実と私の考えを述べます。判断はあなた自身に委ねられていますが、中国には手段と動機があります。すべての事実が、新しい種類の戦争、つまり気象操作(による戦いの始まり)を示しています」(ウェアリング氏)

 もし今回のトルネードが中国によるアメリカ本土攻撃であるとすれば、アメリカ側も黙ってはいないのかもしれない。近々、中国を通常では考えられない自然災害が襲うことがあるのかどうか、大いに気になるところだ。

参考:「UFO Sightings Daily」、ほか

文=仲田しんじ

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