クリスマスイブの夜22時に死ぬ人が多い!? イブは“突然死の特異日”だった(最新研究)
今年は新型コロナの影響でクリスマスシーズンにもかかわらず街がいつもよりも落ち着いているが、楽しいはずのクリスマスイブは健康に悪いという情報がある。それも特に心臓に悪いというのだ――。
■クリスマスイブの夜に心臓発作リスクが37%増
何かと物騒だったハロウィンの話はひとまず置いておくことにして、クリスマスや新年はぜひとも(本来の趣旨に立ち返って)平穏に楽しく過ごしたいものだが、最新の研究から警告が発せられている。なんとクリスマスイブは心臓発作を起す人が最も多い特異日なのだ。
ルンド大学やカロリンスカ研究所などをはじめとするスウェーデンの研究チームが先日、「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」で発表した研究では、1998~2013年の間にスウェーデン国内で報告された28万3000件もの心臓発作を分析してホリデーシーズンやサッカー・ワールドカップなどのメジャーなスポーツイベントとの関係を探っている。
「Science Alert」の記事より※ こちらの記事は2020年12月24日の記事を再掲しています。
研究によれば最も心臓発作のリスクが高まるのはなんとクリスマスイブで、普段よりも発生リスクが37%高まるという。時間的には午後10時がピークになるということだ。
クリスマスイブの午後10時といえば、多くがパーティーに参加して楽しく過ごしているのだろうが、皮肉なことにパーティー中やパーティー後に心臓発作を起す人が多いということになる。またクリスマスシーズン中の心臓発作リスクは15%に留まることから、クリスマスイブだけが突出していることになる。ちなみに心臓発作を起した多くは75歳以上の高齢者か、糖尿病や心臓疾患を抱えている人たちであった。
研究ではまた、夏休みと新年の休みでも心臓発作のリスクが高まっていることが明らかになった。新年の場合はクリスマスとは逆に、大晦日よりも元日のほうがリスクが高まるというから興味深い。また1日の中では朝に心臓発作のリスクが高まり、1週間の中では月曜日にリスクが増すという。
画像は「Wikipedia」より 一方、イースター (復活祭)とメジャースポーツイベントの期間中の心臓発作リスクは普段と変わらないこともまた突き止められた。サッカーのワールドカップなどでは応援に力が入り興奮することもあるだろうが、特に心疾患リスクが上がるわけではいということになる。
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊クリスマスイブの夜22時に死ぬ人が多い!? イブは“突然死の特異日”だった(最新研究)のページです。健康、クリスマス、仲田しんじ、イブ、心臓発作、心筋梗塞、ホリデー、循環器系などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング05:35更新
- ・深海を揺るがした怪音「ブループ」の正体がついに判明
- ・フローレス島に“ホビット”がいる!?
- ・女性の“サイコパス”に共通する2つのサインとは?
- ・「ヴォイニッチ手稿」は暗号だった!?
- ・スマホ漬けの子供たちに起きている「静かなる悲劇」
- ・休火山の噴火で“ヴァンガ予言”的中!
- ・新興宗教指導者「彗星が地球に衝突する」
- ・南海トラフ巨大地震はいつ来るのか?そしてどう備えるべきか
- ・サイコパス的特性を示す子どもが持つ『3つの兆候』
- ・2026年に第三次世界大戦&未知との遭遇
- ・【TOCANA】地震予知・宏観異常現象掲示板(β)公開のお知らせ
- ・ロシアの宇宙船回収と米軍基地での「接触」高官らがUFOの真実を暴露
- ・深海を揺るがした怪音「ブループ」の正体がついに判明
- ・世界を震撼させた「動物密輸」の衝撃手口10選! スカートの中から悲劇を招いたワニの脱走まで…
- ・フローレス島に“ホビット”がいる!?
- ・視界の隅に見える「黒い人影」の正体とは… “シャドーピープル”の恐怖
- ・女性の“サイコパス”に共通する2つのサインとは?
- ・“こっくりさん”で年末ジャンボ宝くじ“を買う日と場所”を聞いたら…怖すぎる展開に
- ・カールソン氏「核技術は悪魔のもの」
- ・【未解決】警官が宇宙人に連れ去られたUFOアブダクション全貌

