話題の画家が「神様のレッスン」の真相激白! 世界の正体がわかり、人生激変し…!?(インタビュー)
■8つのキセキによって、この世界の正体が明らかに!?
――『神様のレッスン』には「壁を超え、人生を切り拓く8つのキセキ」というサブタイトルがついています。
小暮 それは人生には奇跡が必要だということです。そして、その奇跡は必ず現実に起こります。奇跡というと、どうしてもモーゼが海を真っ二つにしたような話を思い出しますが、世の中にはもっと小さな奇跡…… そして良くない奇跡もあると思うのです。
ですから、ここで言う「8つのキセキ」とは、その時に必ずしも良いものとは限りません。それは後になって芽吹いてくる土や肥やしにあたるものであり、それもまた奇跡の一部なのです。
たとえばハルオがインド人の暴動に巻き込まれ、気絶した時に見た夢は、私がインドで腹痛に苦しんでいた時に見た夢と同じです。夢の中のおばあちゃんに怒られた後は、なぜか嘘のように腹痛はおさまっていました。
――まさに小さな奇跡ですね!
小暮 私はあまり霊感のある方ではなく、そこに霊がいても気づかないタイプみたいですが、夢ではたまにそんな小さな奇跡が起こります。
最近では、義父が世を去った時に夢枕に現れ、嬉しそうに手を握り「娘をよろしく!」と言われたことがありました。その話を聞いた義母が、「あの人ときたら! まったく外ヅラだけはいいんだから」と本気で怒っておりましたから、たぶんご本人に間違いなかったのだと思います。
それから少し前、私の母の部屋にピストルが置いてある夢を見たことがありました。夢の中ではありましたが、危ないので押入れにしまったところで目が覚めました。その後、実際に母に会った時、こう言われたのです。
「ガンの再発の疑いがあるそうなの。まだ結果は出てないんだけど、イヤな夢を見たのよ。部屋にピストルがあって…… それが私を狙っているようなの」
私は驚いてすぐさま言いました。
「お母さん、不思議なことにオレもピストルが部屋にある夢を見たんだ。でも、その銃はオレが押入れにしまったから、きっと大丈夫だよ」
果たして検査の結果は、晴れてガンの疑いなし! シロと出たのでです。その時に悪いと感じたものが、あとで良い方に転じる例かもしれません。
――おお~! 夢は悪夢でしたが、現実には吉と出たわけですね。
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