ビル・ゲイツが予言「次のパンデミック」は新型天然痘か!? 世界中で不穏な兆候… 有名医師に聞いた!
■「次のパンデミックが起きる」ビル・ゲイツが宣言
米経済専門ニュース放送局「CNBC」によると、2月18日にビル・ゲイツ氏がドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議に出席し、「新型コロナウイルスのリスクは減ったが、また次のパンデミックが発生する。新たなパンデミックは、コロナの系統とは異なる病原体を起源とするだろう」と演説したという。
ゲイツ氏は今月「次のパンデミックを防ぐ方法」をテーマにした著書を刊行することを発表している。新著は5月に出版される予定で、その中では自身が「ワクチンを売るために新型コロナパンデミックを策謀した」という陰謀論の悪役になった経緯、そしてタイトル通り「次のパンデミックを防ぐ方法」などが語られるという。
ゲイツ氏は「正しい選択と(ワクチン等への)投資をすれば、新型コロナウイルスを最後のパンデミックにすることができる」「人類は6カ月以内にワクチンを作り出すことができる」と述べている。
では、次のパンデミックに至るという「異なる病原体」とはいったい何なのか。不気味な発言をしたゲイツ氏だが、もしかしたら一般人が知らないような情報をいち早く知っているのではないだろうか。
■天然痘が復活する!?
あくまで可能性の一つだが「次のパンデミックは天然痘ではないか」という噂が囁かれている。
天然痘(痘そう)はワクチンの開発によって1980年に根絶されたが、感染すると致死率が20~50%と高く、世界中で数億人が命を落とした。また、感染すると水疱性の発疹が出て、たとえ治癒しても痕が残ってしまう大変恐ろしい感染症だ。
バイオテロを防ぐため、現在(研究目的で)天然痘ウイルスを保管する世界の研究所は主に2つ(WHOが指定しているジョージア州アトランタにあるCDCの施設と、ロシアのコルツォボにある国立ウイルス学・生物工学研究センター)に限られている。しかし、昨今の研究で遂に「パンドラの箱」が開けられてしまった。
2018年1月、カナダのアルバータ大学のデイビッド・エバンス教授らの研究チームはオープンアクセス型学術雑誌「PLOS ONE」に「化学合成したDNA断片から馬痘ウイルスワクチンを生成した」という研究論文を発表した。馬痘ウイルスは馬に感染しても人には感染しないが、天然痘と同様にポックスウイルス科オルソポックス属に属するDNAウイルスなので、この技術を応用すれば天然痘ウイルスの作製が理論上、可能になるとの指摘もある。そして同年10月、米ジョンズ・ホプキンズ大学のトム・イングルスビー教授、米マサチューセッツ工科大学のケビン・エスベルト准教授、スイス・ベルン大学のヴォルカー・ティール教授らは国際科学誌「PLOS Pathogens」に 「馬痘ウイルスの研究が公開されたことで、人工合成された天然痘がパンデミックになるリスクが高まる」と懸念を述べたという。
そして昨年11月、彼らの懸念がさらに深まるような不気味な事件が起きてしまった。現在、新型コロナ経口治療薬「モルヌピラビル」を販売している製薬会社メルク社の米ペンシルベニア州のワクチン研究所で、怪しげなガラスの小瓶が15本が発見され、そのうち5本に「天然痘」、10本に「ワクシニア(天然痘ワクチン)」というラベルが貼られていたのだ。この事件により研究施設は一時封鎖された。FBIとCDC(米疾病予防管理センター)の調査によると、「研究所の職員が冷凍庫で偶然見つけた。誰かが小瓶の中身に接触したり、中身が開封された形跡はない」というが、現在も調査が行われている。
CDCは天然痘を「公衆衛生および医療システムに最大の脅威をもたらすウイルス」としており、旧ソ連の生物兵器プロジェクトの副長官であったカナジャン・アリベコフ大佐も「天然痘ウィルスは最強の生物兵器になる可能性がある」と主張している。このように、著名な研究者たちや組織が天然痘のバイオテロを懸念しているのだ。
■有名医師もまさかの回答…!
では今後、天然痘のバイオテロが起きる可能性はあるのだろうか。メディアでも活躍中のナビタスクリニック理事長・内科医の久住英二氏に聞くと、次のように教えてくれた。
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2024.10.02 20:00心霊ビル・ゲイツが予言「次のパンデミック」は新型天然痘か!? 世界中で不穏な兆候… 有名医師に聞いた!のページです。ビル・ゲイツ、パンデミック、天然痘、バイオテロなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで