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北磁極が「ロシアに向かって」急速に移動している！いったい何が起きているのか？

2022.03.09 18:00 構成＝編集部

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（2022年3月9日夕刊）

● 北磁極が「ロシアに向かって」急速に移動している！いったい何が起きているのか？

　地球の自転軸の北端にあたる北極点（真北）と、地球を包み込む磁場における北磁極とは異なる。つまり、方位磁石が示す「北」とは厳密には真北ではないのだが、この北磁極は少しずつ移動していることで知られ、はっきりした原因はわかっていない。しかし昨今、北磁極の移動がかつてないほど加速し、科学者たちは困惑している。過去2世紀にわたり約14km／年だったものが、今や約64km／年というスピードにまで達し、100年前はカナダ北部にあったものが2017年に北極点を横切り、今は北極海上に位置しているのだ。そして英紙「DAILY STAR」も報じているように、その進行方向も奇妙この上ない。北磁極は、まるでプーチンが支配するロシアへと吸い寄せられるように一直線に向かっているからだ。

　北磁極の移動については、オカルト界でもさまざまに考察されてきた。一説によれば、地磁気の向きが逆転する「ポールシフト」の前触れであり、地球の環境が劇的に変わったり、文明の利器が破壊されることで人類滅亡に至る可能性もあるという。

　そして今、ウクライナ侵攻という暴挙に出たロシアの“何でもやりかねない”感も相まり、北磁極の急速な移動の背後にプーチンの陰謀があるのではないかと思いを巡らせる人がいるのも頷ける話だ。もちろん真相は闇の中だが、いずれにしても“何を考えているのかわからない”プーチンの不気味さに、世界中が警戒していることだけは間違いない。

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