米露“全面核戦争”後の地球の姿を学者が分析、恐ろしい末路! 10年続く「核の冬」とは!?
ロシア国防省は先月28日、ロシア軍の戦略核兵器部隊が戦闘態勢に入ったと発表した。激戦が伝えられるウクライナ侵攻をめぐり、誰も考えたくなかった「核戦争」という事態が現実味を帯びてきている。世界の指導者たちが無謀にも核のスイッチを本当に押すという暴挙に出た時、膨大の数の命が一瞬にして失われるのはもちろん、その先にどのような世界が待ち受けているのか……!? 米露が全面核戦争に及んだ場合の絶望的未来について、科学者たちによるシミュレーション結果をお伝えした2019年9月の記事を再掲する。
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21世紀を迎えた今日の国際社会にあっても、この世界は戦争・紛争と決別できていないのが現実だ。もしも大国同士の全面核戦争が起こった場合、我々が暮らす地球はどうなってしまうのか。最新のシミュレーションによれば米ロ核戦争で“核の冬”が10年は続くという。
■米ロ全面核戦争後に訪れる“核の冬”
2019年8月2日、アメリカとかつてのソ連の間で結ばれていた中距離核戦力全廃条約(INF)が失効した。これを受けてのことか、米ロで再び中距離ミサイルの開発と実験が本格化しているようだ。
かつての「キューバ危機」の時代のように、このまま一触即発の核戦争の危機が再び高まってしまうのか。このタイミングでサイエンス系メディア「Science Alert」が米ロ全面核戦争後の地球の姿をシミュレーションした結果を紹介している。

軍事大国同士による大規模核戦争が勃発した後にやってくるのは“核の冬”である。凄まじい威力の核爆発により舞い上がった煤煙(すす)や粉塵(ちり)が大量に大気中に舞い上がり、厚い層を形成し太陽光を遮ることで地表が寒冷化する現象が核の冬だが、最新のシミュレーションによれば地球の平均気温が9度低下するということだ。
米・ラトガース大学とコロラド大学ボルダー校の合同研究チームがこの7月に「Journal of Geophysical Research: Atmospheres」で発表した研究では、現在のアメリカとロシアとの間で起きた全面核戦争後の核の冬の独自シミュレーションがなされている。

2007年にも同様のシミュレーションが報告されているのだが、一致する部分は少なくないようだ。両方のレポートで、核の冬の到来によって最初は煤煙の“雲”が北半球を覆い、その次に南半球に波及すると説明しており、最初の数カ月で全世界の降水量が30%減少するということだ。
「アメリカとロシアが核兵器を使用すれば、全世界的に悲惨な事態を招くでしょう」とレポートは警告を発している。
■“核の冬”終了には10年を要する
では2007年のシミュレーションと違う点はどこなのか。研究チームが気候モデル「Whole Atmosphere Community Climate Model version 4 (WACCM4)」のデータから分析したところ、核の冬はこれまでの試算よりもさらに長く続くことが指摘されている。
米ロがお互いの核兵器を使い果たした場合、核爆発とそれに続く火災によって約150テラグラム(メガトン)の煤煙が放出されるという。
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2024.10.02 20:00心霊米露“全面核戦争”後の地球の姿を学者が分析、恐ろしい末路! 10年続く「核の冬」とは!?のページです。ロシア、ウクライナ、核戦争、核兵器、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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