量子力学的「引き寄せ」方法を徹底解説!! 日常に取り入れて人生激変、何でも叶う“意識”の使い方
昨今、急速に拡がりを見せている量子力学の世界。その研究を突き詰めると、「魂」や「死後の世界」「宇宙の成り立ち」などの極めて宗教的・スピリチュアルな課題にも行きつく。筆者は今回、『「量子力学的」願望実現の教科書』(SBクリエイティブ)などの著書で量子力学を我々の人生に応用するための方法を説いている専門家、高橋宏和氏にインタビューを行った。我々の「意識」とは素粒子の一種であり、そのエネルギーを自在に操ることができれば「引き寄せの法則」によって願いが叶うというが……!
■宇宙と意識の関係性
――よろしくお願いいたします。量子力学と人間の意識の関係性について教えてください。
高橋宏和氏(以下、高橋) まず、量子力学とは何かについてご説明します。物理学は大きく二つに分けることができます。一つは、物体や天体の動きなどマクロの世界の動きを研究するのが古典力学。そしてもう一つが、素粒子など目に見えないミクロの世界の自然の振る舞いを研究する量子力学です。物質は分子で構成され、原子は電子・中性子・陽子で構成され、中性子や陽子はそれぞれ3つのクォークと呼ばれる素粒子で構成されています。この素粒子とは、物質を構成する最小単位のことです。つまり、あらゆる物質は素粒子から構成されていますから、この世界は素粒子の海であると考えられているのです。
そして、量子力学でもっとも美しい実験として有名なのが「二重スリット実験」です。この実験では、素粒子は誰も見ていないところで波動性をもっており、観測されると粒子性をもっていることが分かっています。このような性質を「二重性」といいます。そもそもこの世界において、目に見える物質は全体のたった5%、残り95%の内訳は見えない物質(ダークマター)が27%、見えないエネルギー(ダークエネルギー)が68%を占めています。これらのダークマターやダークエネルギーは、現在の観測技術では光学的に観測できないため、正体は不明なものなのです。
私達の「意識」も目に見えないものですが、心理学において意識は顕在意識と潜在意識に分かれているといわれています。顕在意識は普段生活の中で自覚できている意識のことで、主に思考や判断するときに使われる左脳が司ります。潜在意識とは自覚されることなく、行動や言葉に影響を与える意識、いわゆる無意義のことで、まばたきや呼吸などの生命維持機能、記憶や思い込みなどは潜在意識の働きだといわれています。そして、一般に顕在意識は5%、潜在意識が95%で構成されているとされ、この比率は先程述べた宇宙を構成する「目に見えるもの」「目に見えない物質・エネルギー」とそっくりなのです。
――それは興味深いお話ですね。
■時空を超える「意識」
高橋 ですから、私は「意識」とは量子の一種ではないかと思います。テレビで例えると、電波局からさまざまな電波が飛び交っていて、受信側がチャンネルを変えることによって視聴できる番組が変わります。これと同じように、意識をどちらに向けるかという意識のチャンネル(周波数)を変更することで、現実世界で「見えるもの」「聞こえるもの」「感じるもの」が変わるのではないかと思うのです。これが、一般にいわれている「引き寄せの法則」だといえるでしょう。
また、「意識」はタイムマシンのように過去にも未来にも自由自在に行き来ができます。例えば、過去の思い出に意識を向けたら過去を思い出すことができますし、未来に意識を向けたら未来をイメージできるでしょう。
さらに言えば、世の中にはあなたがまだ読んだことがない本はたくさんありますよね。読んだことがない本は未知の本ですから、“未来”に読むことになるかもしれません。しかし、その本を既に読んだ方にとっては“過去”の本ですし、“現在”その本を読んでいる人もいます。つまり、過去・現在・未来の情報がこの宇宙には同時に存在することになり、このような理論を「ブロック宇宙論」といいます。そして、あなたが意識をハワイに向けたらハワイをイメージできますし、意識を月に向けたら月をイメージすることもできます。まさに意識は時間と空間を自由自在に移動できるのです。
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2024.10.02 20:00心霊量子力学的「引き寄せ」方法を徹底解説!! 日常に取り入れて人生激変、何でも叶う“意識”の使い方のページです。潜在意識、引き寄せの法則、時空、高橋宏和などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで