量子力学的「引き寄せ」方法を徹底解説!! 日常に取り入れて人生激変、何でも叶う“意識”の使い方
■引き寄せのカギは言語化か!?
――では、意識のチャンネルを合わせる・変更する、とは具体的にどのようなことなのでしょうか?
高橋 先程申し上げた通り、意識をどこに向けるか、です。「お腹がすいたなぁ」と意識を向けると、「何を食べようかな」と考え、例えば「カレーライスを食べたい」と思うことで、より鮮明に近所のカレー屋さんをイメージすることになると思います。そして、実際にカレー屋さんに行き、「カレーライスを下さい」と注文することで意識は波から粒に変わり、具現化されやすくなります。つまり、望んでいることを言葉にする、実際に注文することで願望が叶いますよね。このように思考やイメージを言葉にすることが「言霊」の力なのです。
――なるほど。「カレーが食べたい」は比較的叶いやすい願望ですが、もっと難しい願望を叶えるにはどうしたらいいのですか?
高橋 日本では、昔から七夕の短冊や絵馬などに願い事を書く風習があります。願望が次々実現する人は、同じようにノートや紙に毎日やりたいことや目標を書く習慣があり、叶えたい夢を言語化することによって、意識は波から粒へと変換され、現実化しやすくなるといえるでしょう。
――でも、到底叶いそうにない願いもありますよね? 太平洋戦争に最後まで勝てると信じて突き進んだ当時の日本人など。
高橋 意識のエネルギーは絶対的なものではなく、量子の世界では「不確定性の原理」が働きま
す。これは、素粒子の位置と速度は同時に測定できないという原理なのですが、わかりやすくいうと、素粒子の振る舞いはあいまいであり、確率的にしか表現できないということです。
つまり、夢や理想をイメージしたり、ノートに書き出すと、願い事が叶う可能性は確率的に上がりますが、絶対的なものではありません。その願い事と真逆の意識のエネルギーや、一人ひとりの意識のみならず各集団の「集合無意識」の影響も受けます。太平洋戦争では多くの日本人は勝つという意識を持ちましたが、もちろん欧米諸国は日本が負けるという意識を持っていたはずです。
――なるほど、意識エネルギーの“せめぎ合い“があるのですね。
~つづく~
※ 魂や死後の世界、“この世の創造主”の謎に迫る後編はコチラ!
高橋宏和
一般社団法人イーアイ・アカデミー代表理事。量子力学コーチ。ロンドン大学インペリアルカレッジ物理学科に合格後、日本へ帰国し慶應義塾大学理工学部に入学。慶應義塾大学大学院に進学し、オックスフォード大学の教授ロジャー・ペンローズ博士の「量子脳理論」をヒントに量子力学を応用した人工知能プログラムの研究開発を行い、修士課程を修了。学生時代から学び続けてきた東洋哲学、成功哲学、心理学、脳科学やコーチングを「量子力学」で解明し、科学的コーチングメソッド「量子力学コーチング」を確立し、コーチやセミナー講師として独立。
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2024.10.02 20:00心霊量子力学的「引き寄せ」方法を徹底解説!! 日常に取り入れて人生激変、何でも叶う“意識”の使い方のページです。潜在意識、引き寄せの法則、時空、高橋宏和などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで