プーチンのKGB時代の評価レポートが流出! 知力、戦闘力、変装力… スパイとしての超絶ステータス判明
各国からの非難と制裁にも屈せず、ウクライナ侵略の手を緩めようとしないロシアのプーチン大統領。最近では体調不安説や自暴自棄説の信憑性がますます高まっており、世界中がその動向に注目している。この男が、かつてソ連の諜報機関KGBに所属するエージェントであったことは有名な話だが、実際のところどのような任務に従事していたのか、そして組織内部においてどう評価されていたのか、もちろん多くは判明していない。しかし今から2年前、プーチンのスパイ時代の“成績表”が流出し、その凄まじい評価が世界を驚かせるという出来事があった。もしかしたら、プーチンの心の内を理解するヒントはここに詰まっているかもしれない。2019年11月の記事を再掲する。
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露ウラジーミル・プーチン大統領のKGB時代の評価レポートが公開され、話題になっている。
少年時代からスパイに憧れを抱いていたプーチン大統領は、モスクワ大学卒業後、KGB(ソ連国家保安委員会)に就職、1975~1991年の16年間にわたって諜報活動に従事した。その間にKGB赤旗大学で学び、東ドイツのドレスデンにも派遣されている。退職時の階級は中佐だった。
今回、“暗黒”とされるKGB時代のプーチンの評価レポートをロシアのニュース番組「78」が公開した。英紙「Daily Mail」を参考に抜粋を引用しよう。
「同士V.V.プーチンはイデオロギー的・政治的水準を絶えず改善している」
「共産党の教育事業に積極的に関わっている」
「専門的技術を絶えず改善している」
「道徳的に安定している」
「責任感、規律、良心のある職員」
「同僚内でも一目置かれる存在」
「素晴らしく組織化された仕事と結果に対する上司からの評価も高い」
など、べた褒めの評価が並んでいる。魑魅魍魎が跋扈するロシア政界を勝ち抜いたプーチン大統領のことだから、当時から超優秀なエージェントだったことは想像に難くない。その証拠にKGB時代には変装諜報員として訓練を受けていたこともあるとプーチン大統領は自ら語っている。変装諜報員は特別の資質、信念、性格の持ち主でないとなれないという。
「誰もが日々の生活、自分の家族や隣人を捨て、何年も母国を離れ、己の人生を国のために捧げられるものではありません。一握りのエリートにしかできないことです。誇張なしにそう思います」(プーチン大統領)
レポートにはその他にも、共産党青年組織「コムソモール」に1975年から参加していたことや、柔道とサンボのソ連チャンピオンであることなどが列記されている。プーチン大統領が柔道を嗜んでいることは日本でもよく知られていることだが、彼の柔道コーチだったアナトリー・ラチリン氏によると、その腕前も超一級だったようだ。
「青年時代の彼はすでに痛みの耐え方を知っていました。柔道の腕も素晴らしく、力ではなく閃きで戦っていました。誰も彼の動きを予測することができませんでした」(ラチリン氏)
近年、ソ連的な意味で「道徳的に安定している」プーチン大統領は、新型核兵器を次々と開発し、第三次世界大戦に向けて着々と準備をしているように、世界の行く末を握るキーマンの1人であることは間違いない。今後、誰も予測できない奇抜なアイデアで世界を恐怖のどん底に陥れることもあるかもしれない。プーチン大統領からますます目が離せなくなりそうだ。
参考:「Daily Mail」、「MBS News」、ほか
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