1897年に宇宙人が埋葬された“オーロラUFO墜落事件”とは!? 極秘組織「ソノラ・エアロ・クラブ」の謎
※ こちらの記事は2019年7月28日の記事を再掲しています。
あの“ロズウェル事件”からさかのぼること50年前、まだ一般的な航空機もなかった時代に米テキサス州オーロラでUFO墜落事件が起きていた――。
■遺体のパイロットは「この世の者ではなかった」
19世紀末にメディアを通じてニュースになった“UFO墜落事件”が、1897年4月17日に米テキサス州オーロラで発生した「オーロラUFO墜落事件」である。歴史的なUFO重大インシデントである“ロズウェル事件”よりも50年も前のことだ。
オーロラUFO墜落事件では、搭乗していた“この世の者ではない”パイロットは即死状態で発見され、地元の教会墓地に埋葬されている。
このオーロラUFO墜落事件については捏造説も根強く、かつてトカナの記事でも現地の日刊紙の捏造による事件だったとして取り上げたことがあるのだが、ここに来てUFO情報メディア「Alien UFO Sightings」などがこのUFO墜落事件をあらためて紹介している。いったいどんな事件であったのか、この機会に検証してみるのがよいだろう。
そもそも、この事件の前年の1896年からアメリカ各地で葉巻型の謎の飛行物体が多くの人々に目撃されていたという。カリフォルニア州から始まった目撃報告はその後、少しずつ東に移っていく中で、1897年4月17日にテキサス州オーロラの街にまでやって来てどういうわけか“墜落”したということのようだ。
4月19日の「The Dallas Morning News」の記事によると、17日の夜明け近くに、飛行船がオーロラ在住のJ・S・プロクター判事が所有する敷地内の風車に衝突したという。
(以下、記事より)
オーロラの早起きの人々は、飛行船の突然の出現に驚いた。明らかに機体のいくつかの部分は故障していた。なぜなら速度はわずか時速15~30キロほどで、徐々に地面に向かって高度を下げていたからだ。
それは公共広場の上空を飛行し、町の北部にまで達するとプロクター判事の敷地内の風車と衝突してすさまじい爆発を見せ、数エーカー四方に破片が散らばり、風車と水槽を破壊し、判事の大事な花壇も台無しにした。
回収された(パイロットの)遺体はひどい有様で、この世の者ではなかった。
(引用終わり)
遺体からは書類が発見されたのだが、記されている文字は象形文字風でまったく読めなかったという。また記事によれば、飛行船はアルミニウムと銀の合金に多少似ているかもしれない未知の金属で造られていて、破壊される前の総重量は数トンの重さがあったに違いないということだ。
そして翌日に多くの地元民と周辺の人々が残骸を見に集まり、パイロットのための葬儀が行われたのだった。
■飛行船製作秘密組織「ソノラ・エアロ・クラブ」とは?
地元では大きな話題になったこのオーロラUFO墜落事件だが、次に注目を集めることになったのは76年後の1973年のことである。
リポート記者のジム・マーズ氏が、存命しているオーロラUFO墜落事件目撃者の1人であるチャーリー・C・スティーブンス氏(当時83歳)にインタビューを行ったのだ。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊1897年に宇宙人が埋葬された“オーロラUFO墜落事件”とは!? 極秘組織「ソノラ・エアロ・クラブ」の謎のページです。ロズウェル事件、オーロラUFO墜落事件、飛行船、ソノラ・エアロ・クラブなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで