「レプティリアンの子供」2人を惨殺した男！世界を救う唯一の手段と信じ… Qアノン信者のヤバすぎる凶行＝米

2022.05.09 08:00

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「レプティリアンの子供」2人を惨殺した男！世界を救う唯一の手段と信じ… Qアノン信者のヤバすぎる凶行＝米の画像1

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　東京都渋谷区で今月7日、新型コロナウイルスのワクチン接種を行っていた医療機関に無断で立ち入ったとして、反ワクチン団体「神真都Q会」のメンバーとみられる4人が現行犯逮捕された。同団体は米国を中心に世界中に広がっている陰謀論集団、Qアノン信者の日本における派生組織を自称しているという。

　Qアノンは「トランプ前大統領が世界規模の児童売春組織と密かに戦っている」などの主張を掲げるとともに、世界各地で多数の暴力事件を引き起こしてきた。昨年8月、米カリフォルニア州に住む男が自身の子供2人を惨殺する事件が起きたが、この事件もQアノンが関連している。

　サンタバーバラにあるサーフィンスクールのインストラクター、マシュー・テイラー・コールマン（40）は昨年8月9日、メキシコのバハ・カリフォルニア州ロサリトで息子のカレオちゃん（当時2歳）と娘のロキシーちゃん（10カ月）を殺害したとして、米国民を国外で殺害した罪で訴追された。コールマンはサンイシドロ国境検問所から米国に入国しようとした際に身柄を拘束された。

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　訴追状の一部として提出された宣誓供述書によると、連邦捜査局（FBI）捜査官に呼び止められたコールマンは、水中銃で心臓を貫いて子供たちを殺害した後、遺体を道路脇に隠したことを自白したという。

　事件発生は昨年8月7日のこと。サンタバーバラの警察当局はコールマンの妻、アビー・コールマンさん（35）から、夫が2人の子供たちを連れて行き先を告げずに出かけてしまい、その後メッセージにも返信が無いという通報を受けた。アビーさんは子供たちの命を心配していないものの、警察からコールマンに連絡してほしいと頼んだ。結局、コールマンは警察からの電話に出なかった。

　翌日、アビーさんと警察がコールマンの位置を特定するため、アビーさんのノートパソコンの「電話を探す」機能を用いて、コールマンの携帯電話がロサリトにあることを突き止めた。当局は9日午後1時ごろ、車を運転していたコールマンを呼び止め、車内に子供たちがいないことを確認した。一方、メキシコのロサリト警察当局が同日朝に2人の子供たちの遺体を発見した。

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　拘束時のコールマンは、アビーさんが「爬虫類のDNAを有している」と信じ込んでいた。捜査官に対して、「これまでアビーさんがシェイプシフター（レプティリアン＝爬虫類人間）であることを知らなかった」と語り、「妻のDNAが子供たちに遺伝した」と主張した。さらに、「地球上で大虐殺を引き起こす外来種になるのを防ぐため、子供たちを殺さなければならないと大局的見地から考えた」上で、子供たちの殺害は「間違っていることを知っていたが、それが世界を救う唯一の方法だった」と説明。子供たちを殺す5、6日前、コールマンは奇妙な偶然の一致に気づき始めたという。

　アビーさんは捜査官に、「自分と夫はQアノンを研究していて、夫は周囲の人々が陰謀に巻き込まれているという妄想をかなり強めていった」と語った。コールマンがアビーさんと陰謀論について調べ始めたのは、子供たちが殺害される数カ月前だった。

　アビーさんによると、コールマンは教会について多くのことを調査しており、教会関係者が陰謀の一部を担っていると思い込むようになったという。その上、コールマンはその妄想をコミュニティの人々や親友たちと結びつけて考えるようになったらしい。