プーチンが操る極秘美女スパイ「コルネット」とは!? アイスクリームの売り子に扮し… 誰も知らない正体と目的
米国の政治学者カレン・ダウィシャ氏は「国の全資産35%をたった110人の個人がコントロールしているロシアは世界でも前例のない富の偏重が進んでいる」と指摘している。
もはや新たなロシア皇帝ともいえるプーチン大統領であるが、その「新皇帝プーチン」の影の立役者は、若手民族派新興財閥「オリガルヒ」と言われる。政権内保守派やロシア正教会の高位聖職者が関わる「オリガルヒ」は「神への回帰」「領土保持」「男女の結婚」「一つの国家」「戦勝」など強大なロシアを目指す理念を掲げている。
しかしながら盛者必衰は歴史の定め、プーチン氏でさえ、否、プーチン氏だからこそ、あらゆる可能性を見極めて、自己の保身と権力保持には目を光らせている。今回は、そんなプーチン氏の警戒が見て取れる事例を報じた2019年8月の記事を再掲する。
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何を食べても「ジューシー」としか言わない安倍首相。時には一般庶民のように売店でアイスクリームを購入したりもするが、ロシアではそうもいかないようだ。
英紙「The Sun」(8月30日付)によると、プーチン大統領専門のアイスクリーム店員が存在することが明らかになったという。
トルコのエルドアン大統領とともにロシアの航空ショー「MAKS」を視察に訪れたプーチン大統領。気前よくエルドアン大統領にアイスクリームをおごる姿が報道されたが、この光景に違和感を覚える人がいた。
MAKSは隔年で開催される。前回開催された2017年にもプーチン大統領は視察に訪れ、同じくアイスクリームを購入したが、なんとその時の売り子が同一人物だというのだ。
いや、まさか……きっとベテラン店員なんだろう。それにしても、プーチン大統領に2回もアイスを売ることができるなんてラッキーな人だな……。だがもちろん、そんなほのぼのした話で終わらないのがロシアの恐いところだ。
他の店員は、プーチン大統領にアイスクリームを売った女性をこれまで見たことがなかったし、イベントがあった日以降も見ていないというのだ。つまり、彼女はプーチン大統領にアイスクリームを売るためだけにその場にいたのである。
さらに、プーチン大統領とエルドアン大統領が購入したブランドのアイスクリームは一般客には販売していないものだったという。毒味が済んでいるアイスを仕込んでおいたのかもしれない。
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