臨死体験者を襲う「死の5段階」とは？ デジャヴの原因、生まれ変わりの真実も… 識者らの最新見解！

「私は岩の上に横になって、癒しのプロセスを楽しむことにしました。2人の女性がやって来たのですが、彼女らは私の体の上に浮かんでおり、エネルギーを届けてくれました。そのエネルギーは私の事故による傷を癒すだけでなく、私の魂まで浄化していると感じました」

「私は白い光のトンネルが近づいてくるのを見ました、そして、彼女らはテレパシーで『これがすべての創造の源である』と私に言いました。しかし次に気づいた時、私は病院で自分の身体に戻っていました」

　体外離脱を通して異世界の存在と出会ったことは、ディッチフィールド氏の死生観を大きく変える出来事となった。

「この経験は私を本当に変えました。リハビリ中、私は絵を描いたり作曲したりする経験を積みましたが、これは今までになかったことです。私はまた、私の体験について著書『Shine On』（2020年刊）を執筆しました。私はいつも自分の人生について罪悪感や恥ずかしい失敗のような感覚を抱いていましたが、今やそれらの感情は消えました」

　死を身近に体験したり観察した人々が語るきわめてレアで特異な洞察に興味は尽きない。こうした話に耳を傾けることは、我々が持つステレオタイプな死の固定観念が大きいに揺さぶられる体験になりそうだ。

参考：「Daily Star」、ほか

文＝仲田しんじ

仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
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