【未解決】全員消えたナハ部族、首なし遺体が続々…! 先住民も恐れる秘境「ナハニ渓谷」の謎=加
■再び、頭部なし遺体が
マクラウド兄弟が死体となって発見された5年後、ノルウェーの探鉱者マーティン・ジョルゲンソンも金を求め、ナハニ渓谷へとやって来たひとりだ。最初、ジョルゲンソンの渓谷での生活は順調だった。小屋を建て、採掘を始め、ついにジョルゲンソンは金脈を掘り当てたのだ。
ジョンゲルソンは同じく金を探しに近郊に来ていた元騎馬警官隊のプール・フィールドにそのことを手紙で伝えた。フィールドは急いでジョンゲルソンの小屋へ駆け付けたが、彼の姿は見当たらない。そこで当たりを捜索すると小屋から15メートルほど離れたところに斧が落ちていたのに気づく。そして、ジョルゲンソンが木々の後ろで頭部がない死体となって倒れていたのを発見した。
■次々と謎の遺体
また1922年の冬のことである。第一次世界大戦の退役軍人のジョン・オブライエンが同地区のトゥイステッド・マウンテンの近くで猟をすべく滞在していた。ある時、フィールドの友達のジョナス・ラファティが彼の元を立ち寄ったが、姿は見当たらなかった。そこで、近くを探してみたところ、焚火のそばでひざまずきながら岩のように固まって凍死していたオブライエンを発見した。彼の手にはマッチ箱が握りしめられたままだったという(頭部があったのかどうかは不明)。
さらに1945年には、オンタリオ州からやって来たある鉱夫は、寝袋の中で死体となって発見された。やはり彼も頭部が消えていたという。
このように、金を求めてナハニ渓谷を訪れた人々は、頭部を失った死体となって発見されてきた。実際の被害者の数は不明だが、一説には1969年までに44人がナハニ渓谷で失踪しているともいわれる。やはり、先住民たちが恐れたように、ナハニ渓谷には何者かが潜んでいるのだろうか?
■ナハニ渓谷には未知の存在がいる!?
先住民たちはナハニ渓谷には、未知の動物“ワヒーラ”が存在すると語り継いできた。それは巨大なオオカミのような動物だが、我々が知るオオカミよりもはるかに大きく、全身が白く長い毛で覆われているという。
その姿は、1800万年も前に存在したとされるベアドッグ(熊犬)のような哺乳動物Amphicyonに酷似していたとされる。そんな有史以前の動物が、つい最近までナハニ渓谷に存在していたということはあり得るのだろうか?
普通に考えれば、あり得ないと思われるが、気になることがある。それは、ナハニ渓谷が、一年を通じて気温が比較的高く維持された陸の孤島だということだ。今日まで文明を寄せ付けず、自然はほぼ手つかずのまま。その地であれば、太古の動物が生き続けてきた可能性もあるかもしれない。
そして、興味深いことに、ワヒーラは超自然的な力を持った邪悪な存在で、人間の頭をもぎ取ってしまうとも先住民たちが語ったのである。
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2024.10.02 20:00心霊【未解決】全員消えたナハ部族、首なし遺体が続々…! 先住民も恐れる秘境「ナハニ渓谷」の謎=加のページです。ナハ部族、ナハニ渓谷、ワヒーラ、ベアドッグなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで