フリーメイソンの隠し財宝が眠る場所、ついに発覚か! 天国へのポータル「金の三角形」の先に…!
世界で最も影響力を持つといわれる秘密結社、フリーメイソンの莫大な財宝は、どこに眠っているのか。その地と目されているのは、なんとワシントンD.C.のホワイトハウス敷地内の楕円形広場「ザ・エリプス」だった――!
■「ザ・エリプス」の地下にフリーメイソンの財宝が眠っている?
アメリカの大統領府であるホワイトハウスを擁するワシントンD.C.の都市建設が開始されたのは、1792年にさかのぼる。しかし、都市計画の段階からフリーメイソンが強い影響力を行使していたといわれている。実際にワシントンD.C.の至る所でフリーメイソンの小さなシンボルが見られるということだ。
1890年、ホワイトハウスを含む大統領公園(President’s Park)の南側にある楕円形の広場「ザ・エリプス(The Ellipse)」に子午線石(Meridian Stone)が設置されたが、この子午線石もフリーメイソンのシンボルであると噂されている。
オルタナティブメディア「Mysterious Universe」の記事によれば、この子午線石の設置を含む大統領公園の整備計画はアンドリュー・ジョンソン大統領の任期中に行われ、トーマス・リンカーン・ケーシー中尉率いる陸軍のエンジニアたちが、ザ・エリプスを含むワシントンD.C.中央エリアの整備を担当した。
1878年のレポートで、ケーシー中尉は都市の整備が順調に進んでいると記していたが、ザ・エリプスは「地区委員会」の権限下にあったため、じゅうぶんな対処はできなかったとも報告していた。ケーシー中尉は、ザ・エリプスの中心で下水道工事が行われていており、これは彼の職権の管轄外であったと記している。つまりザ・エリプスに関しては陸軍はノータッチを余儀なくされていたのである。
では、この「地区委員会」とはどんな組織だったのか。そしてザ・エリプスの地下で行われていた工事は下水道工事だけだったのか? ちなみに、アンドリュー・ジョンソン大統領はスコットランド儀式33階級のフリーメイソンであったいわれている。
ストーンヘンジをはじめとする古代遺跡の研究で有名なアレクサンダー・トム(1894~1985)は、先史時代の建造物に適用されている共通の測定単位があると結論付け、 彼はそれを「メガリシックヤード(megalithic yard)」と呼び、1メガリシックヤードが約2.72フィート(約83センチ)に相当することを主張した。
ウェブサイト「Washington DC’s Chamber of Secrets」を運営しているアラン・バトラー氏とクリストファー・ナイト氏によれば、 ザ・エリプスの最も広い部分が正確に366メガリシックヤードであり、ザ・エリプスの子午線石とワシントンの他の著名な場所との距離がすべて正確に366メガリシックヤードで割り切れると主張している。そしてそれらの“シンボル”を線で結ぶと矢印が描かれ、矢の先端こそがザ・エリプスの子午線石になっているというのだ。
したがって、ザ・エリプスの子午線石はワシントンD.C.で最も重要な場所であると考えられ、その下には「隠された部屋」があるのだと彼らは主張している。そしてその部屋には、フリーメイソンが所有している歴史的な宝物が収蔵されているというのだ。
■噂が噂を呼ぶ都市伝説であり続けるのか?
ナイト氏とバトラー氏によれば、ワシントンD.C.のシンボルを結んで描かれた矢印は「宝の地図」に他ならず、それが指し示す場所の地下こそ宝物の隠し場所であることが示されているという。
では、いったいどんな種類の宝が眠っているのだろうか。再び同氏らによれば、それはエルサレムの神殿の丘に由来する宝物ではないかということだ。
ナイト氏とバトラー氏はこれが単なる憶測であることを認めてはいるのだが、旧約聖書『創世記』に登場するノアの曽祖父、エノクの預言を記した『エノク書』で言及される天国への門「金の三角形」について言及するとともに、地下室は一種のポータルではないかと指摘している。
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2024.10.02 20:00心霊フリーメイソンの隠し財宝が眠る場所、ついに発覚か! 天国へのポータル「金の三角形」の先に…!のページです。フリーメイソン、財宝、ホワイトハウス、ワシントンD.C.、ザ・エリプス、大統領公園、子午線石などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで