6歳で「家族を皆殺しにする」計画を立てた超サイコパス少女の現在とは? “実験的な治療法”を試され…!
2022.08.15 15:00
また、RADが治療されないまま成人するケースにも目を向ける必要がある。精神科医は通常、5歳未満の子供をRADと診断するが、これは決して6歳を超えれば自然とRADでなくなるという意味ではない。RADを治療せずに放置された子供は極度の怒りや不安などの感情を内に秘め、成人してからもサイコパスやソシオパス的なふるまいをしたり、暴力的な行動に走ったり、薬物乱用に陥ったりする可能性がある。
RADの患者は他者への共感をまったく発達させない場合があるため、このような場合には、他者を一切信頼しなくなったり、思いやりを感じなくなったり、悪行を後悔しなくなったりする。何の治療も行われなければ、症状が悪化して、社会にとって危険な存在になりかねない。また、人間関係を築くことに苦労し、自分から孤立していき、他者とのつながりを失うこともある。
ベスのサクセスストーリーの背後には、児童虐待やその被害者のケアに関わる問題が横たわる。児童虐待が世界的に社会問題化している昨今、『Child of Rage』の再評価が求められている。
動画は、「YouTube」より
参考:「The Daily Star」、「news.com.au」、「Practical Psychology」、ほか
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