怪人ピエロ「キラークラウン」に殺されかけた美女が恐怖を激白！ 生々しい傷跡と監視カメラ映像も！

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　海外には「キラークラウン」ないしは「ファントムクラウン」と呼ばれるピエロにまつわる都市伝説が存在する。カラフルなピエロの衣装に身を包み、フレンドリーな笑顔とひょうきんな動きで一見楽しげなキャラクターを装っているが、近づいてきた子供をさらって隠し持っていたナイフで殺してしまうというものだ。

　この都市伝説の背景には、もともと存在した「道化恐怖症」というピエロに恐怖感や嫌悪感を抱いてしまう症例と、米国のシリアルキラー、ジョン・ゲイシーの存在がある。ゲイシーは多くの若者を殺害したが、地元では篤志家として知られており、ピエロの扮装で地域のイベントに姿を見せる事も多かった。彼の犯行が明るみになった後にこれらの行動にも注目が集まりり「ピエロの格好をした殺人鬼」が印象付けられキラークラウンが生まれたものと考えられている。近年ではこの都市伝説を下敷きに、ピエロの扮装で追いかけるなどのいたずらで人を怯えさせたり、逆にその一部始終を動画撮影して、SNS上で注目を集めるために用いる者も現れ、問題視もされている。

　そして今、そんなキラークラウンに遭遇しただけでなく、実際に危害を加えられた経験を告白した女性が現れて注目を集めている。

　TikTokユーザーの女性（@moth3rm0th）が公開した動画によると、2016年に自宅近くで派手なピエロの扮装をした人物に遭遇し、ナイフで傷つけられたという。実際にカメラの前で、今も背中に残った痛々しい傷跡を披露している。さらに、犯人の姿は自宅に設置されていた防犯カメラがしっかり捉えており、TikTokの動画でも公開されている。

@moth3rm0th 2016 killer clowns man #greenscreen #fyp #fup #carryingyourlovewithme #killerclown #2016 #scar ♬ Carrying Your Love – David Morris

　2016年、イギリスでキラークラウンの扮装をした若者が人々を驚かすという迷惑行為が各地で横行し、警察は対処に負われていた。例えばテムズ・バレー警察には、わずか2日間で「ピエロに襲われた」と訴える通報が14件、グロスターシャー警察では6件届いたという。通報されたピエロの大半は単なるいたずらにすぎなかったが、いくつかの犯罪行為も含まれていたという。

　ちなみに、この女性の動画は6年前の事件発生直後に撮影されたものだったらしい。その後、海外でTikTokのトレンドに上がった「あなたの人生を変えた瞬間」という動画で再編集されて取り上げられたことで再び注目を集めているそうだ。彼女の動画を見て、「かつて自分もキラークラウンに襲われた！」と明かす人も登場しており、自らの恐怖体験を思い出した人も多かったようだ。

参考：「DAILY STAR」、ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS（アトラス）」からの提供です】

文＝勝木孝幸（ミステリーニュースステーションATLAS編集部）

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