死後写真集&隠された母 驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する奇妙な本
藤井 そういう、スピリチュアル的なニュアンスと結びつけられがちなのですが、実際は子どもの成長記録は残したいが、シンプルに自分は写りたくないということだったのでしょう。結構な枚数が残っているので、これも当時の撮り方としては、ある程度一般的だったと考えられます。
――そんなかわいい理由が、後年おどろおどろしい呼び名になってしまったようですね。確かに英語版のWikipediaには「Hidden Mother」のページがありますね。
藤井 それぐらい、海外では写真ジャンルとして確立されているはずなのですが、Hidden Motherに関する写真集は、あまり数がありません。Mackというロンドンの出版社から出ており、かなり希少価値は高いです。
――Mackのホームページを見る限り、今も買えるみたいですね。300ユーロ(4万2000円程度)だそうです。
藤井 そんなに値上がりしたんですか。私が新刊で購入したときは、定価で1万円以下でしたよ。
――こういう奇妙な写真集の情報って、どこから手に入れるんですか?
藤井 『Hidden Mother』は代官山の蔦屋書店で買いました。
――代官山の蔦屋書店!? あんなオシャレなところに、こんな奇妙な写真集が置いてあったんですね!
藤井 まあ、響きはともかく、資料性のある写真集ですから。そういう意味で改めて見ると、Hidden Motherというのは、死後写真に比べるとインパクトは劣りますが、見れば見るほど不思議に感じる人は多いでしょうね。
書肆ゲンシシャ 書肆ゲンシシャ 大分県別府市にある、古書店・出版社・カルチャーセンター。「驚異の陳列室」を標榜しており、店内には珍しい写真集や画集などが数多くコレクションされている。1000円払えばジュースか紅茶を1杯飲みながら、1時間滞在してそれらを閲覧できる。
所在地:大分県別府市青山町7-58 青山ビル1F/電話:0977-85-7515
http://www.genshisha.jp
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2024.10.02 20:00心霊死後写真集&隠された母 驚異の陳列室「書肆ゲンシシャ」が所蔵する奇妙な本のページです。大分県、死後写真、書肆ゲンシシャ、バーンズ・アーカイブ、ヴァナキュラー写真、Hidden Mother、隠された母などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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