カルト討論会で大喧嘩勃発!? UPF平和大使 vs. 有田芳生・望月衣塑子、統一教会幹部も緊急発言
「(記者会見をした改革本部長の)勅使河原さんがどこまで旧統一教会の実態を知っているかが甚だ疑問でした。献金が収入の3割以上になる場合は記録する、信者のアンケートをとる等の改革案を示しましたが、『なぜ信者たちが霊感商法をしなければならなかったか』『なぜ改革すべきか』が言及されていなく、『木を見せて森を見せてない』ような印象を受けました。」(有田氏)
「旧統一教会の会見で勅使河原さんが『先祖解怨(先祖の祟り)の教えはない』と言っていましたが、実際に報告されています。勅使河原さんがわかっていないのか、なんとか宗教法人を解散させないために、そのように話しているのかわかりませんが。また、『いくら韓国に送金しているか』という質問にも回答していませんでした。」(望月氏)
両氏は勅使河原氏が「旧統一教会の実態を充分に知らない」という点で見解が一致した。日本の幹部らが実態を知らないということは、韓国本部の“操り人形”にされているのだろうか?
また、望月氏は特に“宗教二世”の被害を問題視した。
「5回目の勅使河原さんの会見で報道されましたが、川崎市の宮崎台教会が高校生以上の宗教二世にアンケート調査を行ったところ、約6割の宗教二世が一般家庭と比べて貧しい生活を送っている、と感じているそうです。恋愛禁止で好きな人に好きと言えず、悩んで自殺する子もいます。山上容疑者のように苦しんでいる、宗教二世の問題と向きあう必要があります。」(望月氏)
親には「信仰の自由」でも、子どもに信仰を強制できるかは全く別問題だ。これについて、角氏も「宗教二世の小川さゆりさん(仮名)の記者会見を『精神を病んでいるから嘘をつく』と妨害するのは非常識」と指摘した。
――旧統一教会が自民党新憲法草案に影響を与えたと報じられているが、実際は?
「自民党の憲法改正草案と旧統一教会の思想は同じ方向を向いていますが、旧統一教会が影響を与えたというのは過大評価かと思います。旧統一教会問題は過小評価もしてはなりませんが、過大評価をすると、逆に旧統一教会の信者たちが『自分たちがこれだけ大きな組織に入っている』と思ってしまうのです。」(有田氏)
「旧統一教会が“個人”より“家庭”を重視することから『こども庁』が『こども家庭庁』になったり、LGBT増進法案や選択的夫婦別姓法案推進も妨害されてきました。“勝共”なんて言葉、今はもう時代にあったものでなく、政治家に使って欲しくない。それより個々の人権を大事にした、多様性のある社会構築をすべきではないでしょうか。」(望月氏)
――旧統一教会問題の解決や、今後オウムのようなカルト宗教が台頭しない為にはどうすればよいか?
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2024.10.02 20:00心霊カルト討論会で大喧嘩勃発!? UPF平和大使 vs. 有田芳生・望月衣塑子、統一教会幹部も緊急発言のページです。統一教会、有田芳生、望月衣塑子、角由紀子、酒生文弥などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで