円安は来年3月に終わるはずだった…「1ドル=200円超」岸田政権の売国級判断で貧困加速へ! ジェームズ斉藤
ジェームズ 来年の3月ぐらいに次期日銀総裁が決まるはずなんで、最低そこまでは続くであろうと。あとこの間、財務省が円買いをしたんですけど、まったく効果がなかったですからね。
──145円の時に介入して140円まで戻しましたね。
ジェームズ はい。ヘッジファンドによる購入の投機的な動きは許せないと言っていたはずです、鈴木財務大臣が。それで介入したんですが、いまや150円を超えようかというところです。なので、完全に財務省もヘッジファンドに舐められています。
ただ、あの時、一つだけ奇妙なことが起きています。財務省の国際局長がマスコミを集めて、「為替介入のスタンバイ」と発表したんですね。要は為替介入の態勢に取り掛かっているという意味で、一気に為替が変動しました。ただし、これはリークではなく、明らかにこういう為替変動が起きることを意図して言っています。しかし、財務省がスタンバイを言う1時間か2時間前からいきなり為替が急激に変動して円高に向かっていたんですよ。チャートを見ればそうなっています。ということは財務省の一部の役人が一部のヘッジファンドにリークしたってことです。それしかありえないんです。しかも、それが全然報道されていないんです。
──それは犯罪じゃないんですか?
ジェームズ ほぼ犯罪と言っていいでしょうね。実は財務省のいまの天下り先はブラックロックとかブリッジウォーターといった世界有数のヘッジファンドになっているんです。最近は海外の天下りが結構盛んです。
──まさにそれは売国じゃないですか! というか、やっぱりインサイダーとかにならないんですか?
ジェームズ 株とかであればインサイダーは特定しやすいんですけど、為替相場となるとスケールがデカ過ぎてただの偶然だと言い逃れることができるんです。明らかにタイミングからして財務省の内部犯行しかあり得ないんですが。
──ひどい話ですね。
ジェームズ 本当にひどい話が今回の円安には多いですよ。………あれ、これは…。
──何かあったんですか?
ジェームズ いま流れてきた記事を見たら、岸田首相が「円安メリット生かす1万社を支援する」と発表しました。この発言をもって来年の日銀総裁交代でも円安が続くことがほぼ決定しましたね。最低でも市場はそう判断します。
──ずっとインフレが続くということですか?
ジェームズ そうなりますね。ただ、これは根本的には米国が日本の輸出産業を対中戦略、特に一帯一路潰しに使うために画策しているということになります。同時に大量のドル建て簿外資産を日本に注入する目的もあると思います。これは吉田首相が日米共同秘密資金で戦後復興をし、輸出産業主導の経済を作るために1ドル=360円の超円安固定相場に決定した構図と酷似しています。ですから、日本経済自体は安泰ですが、個人レベルになるとかなり犠牲が出ます。
──日本人はますます不幸になると。
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2024.10.02 20:00心霊円安は来年3月に終わるはずだった…「1ドル=200円超」岸田政権の売国級判断で貧困加速へ! ジェームズ斉藤のページです。天皇、貧困、インフレ、日銀、岸田文雄などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで