円安は来年3月に終わるはずだった…「1ドル=200円超」岸田政権の売国級判断で貧困加速へ! ジェームズ斉藤
ジェームズ はい、確実になります。そのいい例が終戦直後です。あの時に潤ったのは個人レベルでは朝鮮ヤクザで、彼らが不当に物資を買い占めたためです。反対に普通の真面目な日本人は預金封鎖にあい、みんな苦労していました。しかし、国全体として見れば1960年代後半にGDP世界第二位になり、国力は回復しています。
──そういった国民不在の経済復興が今回も起こると。要は、日本人の資産が海外に買われていくってことですよね?
ジェームズ そうなりますね。大安売りになると思います。これは完全に米国主導による日本復興ですが、これまで以上に米国の傀儡化、駒化されている日本になります。具体的に言えば、「戦争のできる国」として経済復興すると思います。
──戦争のできる国としての経済復興? どういうことですか?
ジェームズ つまり、エネルギー改革です。円安化における産業改革の焦点はエネルギー改革で、他国から輸入する石油、ガス、原発に依存しない日本を作るということです。これが実現すればエネルギーを止められることはないわけですから、自由に好きな時に戦争ができるということです。
そして、もう一つ、とても残念な話をしなければいけません。さきほど話した日本のゴールドがついに狙われてしまいました。日本の戦略資産である戦前から備蓄されているゴールドや他の貴金属が売却されます。世界の金融体制は金本位制に逆戻りしているので、日本のゴールドが必要になっているんでしょう。
特に曲者なのがアメリカが仕掛けくる簿外資産で、これは当局が「これだけの価値がある」と宣言するだけで、数兆円でも数京円でも天文学的なマネーを生み出すことができるものです。
──本当に数京円の価値なんてあるんですか?
ジェームズ あるわけがありません。勝手に言っているだけです。そもそも紙幣自体が「無から有」を生み出す錬金術の産物で、一枚10円くらいしか印刷コストがかからない日本の一万円札も、日銀がお墨付きを与えることで1000倍の価値を生み出しているのです。しかし、日本はアメリカが要求するゴールドの量を言われたとおりに出さなければいけません。
──拒否できないんですか?
ジェームズ いままでの流れでは無理でしょう。少なくとも岸田首相は喜んで出すつもりです。いまの内閣は本当に売国政権ですよ。
岸田さんが、そしていまの自民党が政権を取っている限り、日本の資産は、タダ同然の紙切れになりかねないドル紙幣の山と交換しなければいけないのです。ですから、今回の円安は正にドルのダンピングであり、日本がその廃棄場になるということです。日本に有り余るほどゴールドは備蓄されていますが、それを日本の富国強兵ではなく、アメリカの経済救済に使おうとしているのが岸田政権です。そして、アメリカの経済が救済されても日本にはなんの見返りもありません。それどころか、今度はアメリカが大量のゴールドをバックに新金本位制を立ち上げ、世界の覇権を再び取りにいきます。日本はそのおこぼれにあずかれたらラッキーですが、それにしたって庶民にはなんの恩恵もないどころか、貧困化が待っています。
──さきほどジェームズさんは1年ほど待っていたら円高に戻ると言っていましが、岸田さんはそうじゃない、日本沈没のほうに舵を切ったんですね。
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2024.10.02 20:00心霊円安は来年3月に終わるはずだった…「1ドル=200円超」岸田政権の売国級判断で貧困加速へ! ジェームズ斉藤のページです。天皇、貧困、インフレ、日銀、岸田文雄などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで