【沖縄知事選】琉球独立派と中国の深すぎる闇とは? 「一帯一路に沖縄活用」危うい実態をジェームズ斉藤が解説!
【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】
──台湾有事、中国の沖縄侵攻が懸念される中で明日、沖縄県知事選が行われますけど、沖縄の独立問題が話題になっていますね。
ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ) 現職候補の玉城デニー氏は、「日本とアメリカから沖縄を取り戻す」と言っていますからね。ただし、この発言そのものは4年前の沖縄県知事選での発言のようで、これを意図的に切り取ったものが今の発言のように流布されていると沖縄の2大紙「沖縄タイムス」「琉球新報」は伝えていますね。
──では、日本からの独立宣言はしていないと。
ジェームズ どうでしょうか? これが切り取り前の発言です。「普天間は閉鎖・返還だ。戦争で奪われた土地は沖縄県民に返すべきだ。私たちは今回のこの県知事選挙で改めて誓おう。この選挙で玉城デニーと共に日本政府からアメリカから沖縄を取り戻す。うちなーんちゅの手に取り戻す、青空を子どもたちのために取り戻す」というものですから、独立宣言はしていませんが、沖縄は日本でもない、アメリカでもないと言っているのは確かですよね。
──4年前だろうと今だろうと、明言はしているわけですね。
ジェームズ それに私が問題視するのは2019年に河野洋平氏が会長を務める日本国際貿易促進協会の一員として訪中して「中国政府の提唱する広域経済圏構想『一帯一路』に関する日本の出入り口として沖縄を活用してほしい」いう発言の方です。これを中国の胡春華副首相に提案している方が逆にダメでしょう。デニー氏は、沖縄は日本ともアメリカとも一線を画すと言っているのに、その一方で独断で日本の入り口になるというのは暴走です。
──勝手に中国に門戸を開け放ってほしくないですね。
ジェームズ ですから、完全に中国の影響を受けています。もしかしたら個人的な反米感情もあるのかもしれませんが。
そもそも沖縄は昔から極左、反日が集まるところでしたから、こうなるのは当然なのですが、独立という話が頻繁に出るようになったのはデニー氏の前任の翁長雄志氏が知事の時です。彼は沖縄には自己決定権がないと言っています。
──基地問題があって、どうしても国や米国の圧力は強くなるでしょうから、自己決定権がないと言いたくなるんでしょうね。
ジェームズ いえ、この場合の自己決定権は意味が違います。翁長元知事がこの発言をしたのは2015年の9月、国連人権理事会の席上です。彼は英語でself-determinationと言ったのです。国際関係におけるself-determinationは「自分のことは自分で決める権利」という意味にはなりません。歴史的な背景があって、アメリカのウッドロー・ウィルソン大統領が第一次世界大戦後のヴェルサイユ講和会議の場で使った言葉で、民族の自決権を認めるという意味になるのです。ウィルソンの発言によって、当時、イギリスの植民地だった国々が次々と独立しようとしました。ですから、明らかに日本からの独立を意識した発言なのです。
──念のために聞きますが、自己決定権を直訳してself-determinationと言ってしまったということはないんですね?
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2024.10.02 20:00心霊【沖縄知事選】琉球独立派と中国の深すぎる闇とは? 「一帯一路に沖縄活用」危うい実態をジェームズ斉藤が解説!のページです。沖縄、中国、独立、一帯一路、県知事選挙などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで