未確認生物「スカンク・エイプ」の映像は本物か? “カビの生えたチーズ臭”がする激臭UMA

ビッグフット※1を筆頭に、北米大陸には謎の獣人型UMA※2の目撃証言が数多く存在している。中にはある地域でしか目撃されていないUMAもおり、フロリダ州に棲息しているという「スカンク・エイプ」もその一つだ。
スカンク・エイプはフロリダ州エバーグレーズ国立公園周辺に生息すると言われており、身長は2メートル程度、全身が黒に近い赤褐色の長い体毛で覆われている。だが、一番の特徴が全身にまとっている刺激臭だ。スカンク・エイプの「異臭」は「腐った卵」「カビの生えたチーズ」「ヤギの糞」を混ぜたような匂いとされており、近くにいると目も開けられないほどの刺激臭なのだとか。目撃証言は19世紀からあったようだが、2000年に至近距離から写真が撮影されたため大きな話題になった。
そんなスカンク・エイプらしき生物の姿を捉えたとする動画の一つが、2013年10月28日にミシシッピ州で撮影されたものだ。撮影者のジョシュ・ハイクリフ氏によれば、午後9時にミシシッピ州トゥニカの西約16kmの地域で黒い毛皮に覆われた大きな二足歩行する生物を目撃。動画にはこの獣人がしゃがんで木の切り株を掘り出す姿が確かに映っていた。
ハイクリフ氏は当時の様子について次のように語っている。
「45メートルほど離れたところにあったイトスギの大きな切り株に、巨大な黒いものがうずくまっている様子が見えたんだ。最初は豚かと思ったんだが、大きな肩と手、頭が見えた。その生物は大きな切り株を掘り出しているように見えた。生物の大きさは約2メートル、私はハンターだからあの生物が熊じゃないとすぐにわかった。iPhoneを取り出してビデオ撮影を始めたんだけれども、動揺して録画ボタンを2回押したりもしたよ。短い間だったが、私にはとても長い時間だった。ふと、物音に反応してその生物が立ち上がるのが見えたので、私はすぐにその場から逃げ出した。走るのが第一の本能で、撃つなんて考えもしなかった」(ハイクリフ氏)
8年経った現在でも、このビデオは本物であると断言する人がいる一方で、動画がでっち上げや何かの誤認に過ぎないとする人もいる。果たして、動画に映った生物の正体は何なのか。気になる人はぜひ動画を見て考えてみてほしい。
※1 ビッグフットとは森の中を歩き回る大きくて毛むくじゃらの大型類人猿のような未確認生物。一般的に身長2~3m、体重200~350kgの巨体で怪力、直立二足歩行をしているとされ、カナダやアメリカの民間伝承では「サスカッチ」とも呼ばれる。その姿は大型化したゴリラやチンパンジーのようにも見える。これによく似た未確認生物にヒマラヤの「イエティ」、オーストラリアの「ヨウィー」、そしてシベリアの「チュチュニア」などが報告されているが、それぞれの関係性は不明。
※2 UMA(ユーマ、Unindentified Mysterious Animal)とは未確認生物を意味する和製英語。未確認生物とは何世紀にもわたって語り継がれてきた物語や伝説に登場したり、また、今日でも目撃例があるが実在が確認されていない生物のことだとされている。物語、伝説、噂話などで語られる生物であるため、科学的な対象ではなく、“オカルト”に分類される。英語圏で、未確認生物はCryptid (クリプティッド)と呼ばれ、これを研究する学問はCryptozoology(クリプトズーロジー、暗号生物学)と呼ばれるのが一般的。
参考:「Unexplained Mysteries」、ほか
【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】
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2024.10.02 20:00心霊未確認生物「スカンク・エイプ」の映像は本物か? “カビの生えたチーズ臭”がする激臭UMAのページです。未確認生物、ビッグフット、スカンク・エイプなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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