「史上最高のビッグフット映像」の存在が発覚! UMAスカンク・エイプの可能性も=米
ビッグフットというと1967年に撮影された「パターソン・ギムリン・フィルム」が大変有名だが、実はこれ以外にも「史上最高のビッグフット映像」と称される動画が存在するという。英「Daily Star」が8月18日付で報じている。
・Bizarre footage of black figure in forest dubbed ‘best ever Bigfoot sighting’ (Daily Star)
2013年10月24日、ジョッシュ・ハイクリフさんは、米ミシシッピ州北西部のトゥーニカから西に約14.5キロの森の中でハンティングをしていた。午後6時ごろ、道路からそれほど離れていない湿地に座って夜が来るのを待っていたジョッシュさんは、背後の藪の中でガサガサという音を聞いた。獲物だと思い覗き込んだ彼は、45メートルほど先に巨大な黒い生物がいることに気づいた。
それは大きな頭と広い肩を持った生物で、高さ2メートルほどの枯れ木の前にしゃがみ込んで、木を掘り返しているように見えたという。その大きさや形から見て、どう見てもクマではなかったといい、ジョッシュさんは激しい恐怖と逃げ出したい衝動にかられたという。しかし彼は勇気を振り絞り、持っていたiPhoneでその生物を撮影したのである。そして撮影し始めて2分ほど経った頃、その生物は急に立ち上がり、ジョッシュさんは恐怖を耐え切れずに逃げ出してしまった。
ジョッシュさんがこの動画をYouTubeにアップすると、動画はすぐに評判となり、すでに35万回再生され、さまざまなニュースサイトやUMAマニアのブログで紹介されることとなった。
(動画はパターソン・ギムリン・フィルム)
この動画は「史上最高のビッグフット動画」との呼び声も高いが、ジョッシュさん自身は自らが撮影した生物をビッグフットではなく「スカンク・エイプ」だと考えていたようだ。スカンク・エイプは米フロリダ州で目撃されている、ビッグフットと同じく大型類人猿のようなUMAである。ビッグフットとの大きな違いはその臭いで、まるでスカンクのような悪臭を放っているとされる。ジョッシュさんによる動画の解説コメントに臭いに関することは書かれていないが、スカンク・エイプだと考えるだけの理由があったのだろう。
2013年に公開されて以来、ジョッシュさんの動画はその真偽が議論され続けている。パターソン・フィルムと同じように、着ぐるみを着た人間が正体だという声も多いが、一方でビッグフットやスカンク・エイプが実在するという紛れもない証拠だと考える者たちもいる。
なおジョッシュさんは真贋論争に嫌気がさしたのだろうか、この動画1本を投稿しただけで、ネット上から姿を消してしまっている。動画のコメントにも書かれているが、彼自身もビッグフットなどの実在に懐疑的で、目撃してその動画を撮影してもなお、「信じられない」という思いが強かったのだろう。
ジョッシュさんが撮影した生物は一体何だったのだろうか? 今なお、インターネット上では本人不在の議論が続いている。
参考:「Daily Star」「YouTube」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊「史上最高のビッグフット映像」の存在が発覚! UMAスカンク・エイプの可能性も=米のページです。動画、米国、ビッグフット、スカンク・エイプなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで