300人以上の子供を殺した連続殺人鬼が2023年中に釈放へ! 政界進出も視野、児童虐待の専門家になると意気込む
しかし1997年に36人の少年たちの遺体が埋められていた現場が発見されて警察が動いた。そして精力的な捜査の過程でルイス・ガラビートの名前が捜査線上に浮かんだのだった。
路上の浮浪児に接触していたガラビートをことあるごとに観察していたあるホームレスの協力もあり、警察は1999年4月にガラビートの行方を突き止めて逮捕した。
2023年中に仮釈放される見込み
ガラビートは140人の子どもを殺害したことを自白し、コロンビア全体で合計172人を殺害した罪で起訴された。このうち138件で有罪判決を受け、懲役1853年の禁固刑を言い渡された。これはコロンビア史上、最長の懲役刑判決である。ちなみにコロンビアは死刑制度を撤廃している国だ。
さらにコロンビアの法律では懲役刑を最長で40年に制限しており、服役後のガラビートは素行も良く捜査にも協力的であったために減刑され、驚くべきことになんと今年の2023年中に仮釈放される見込みであるという。
ガラビートは釈放される日を見込んで政治家になるための勉強に勤しんでおり、釈放された後には虐待された子どもたちを支援する活動に従事するつもりであるという。どうやら300人以上の子どもたちを虐待してきたガラビートは、児童虐待の専門家ということになるようだ。
幼い頃のガラビート自身が児童虐待の被害者であり、そこには情状酌量の余地は確かにあるのだが、事実上300人以上の子どもを殺害した人物を社会復帰させてよいものなのだろうか。釈放されたガラビートがどのような生き様を見せるのか、彼の一挙手一投足に否応なく注目が集まりそうだ。
参考:「Bugged Space」ほか
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2024.10.02 20:00心霊300人以上の子供を殺した連続殺人鬼が2023年中に釈放へ! 政界進出も視野、児童虐待の専門家になると意気込むのページです。児童虐待、連続殺人、シリアルキラー、レイプなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで