菅前首相の岸田降ろしは「米中の代理戦争」だった! 日本の未来は中国の属国化or米国のATMの2択=ジェームズ斉藤

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】

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画像は「Getty Images」より

──去年の末にジェームズさんが言った通り、菅(義偉)さんの岸田降ろしが始まりましたね。

ジェームズ:バチバチにやっていますね(笑)。たとえば、岸田さんのダメ長男の翔太郎氏が、パリやロンドンで公用車を使ってお買い物をしてたことが発覚して叩かれたじゃないですか? あれをリークしたのは外務省ですが、外務省の裏で糸を引いているのが菅さんです。

──あの外遊中のショッピングのリークは菅さんがやっていたんですか(笑)。

ジェームズ:はい。一方、岸田さんも負けていません。いま三浦瑠麗氏がソーラー利権の件で叩かれていますが、あれは完全に岸田政権による菅さん潰しですから。物凄く菅さんに可愛がられたのが三浦瑠麗氏だったんです(笑)。

──そうか! 三浦瑠麗、ソーラー、中国利権!

ジェームズ:中国利権といえば菅さんのバックの二階(俊博)さんの利権ですからね。

──バチバチですね。

ジェームズ:醜い足の引っ張り合いが始まっています(苦笑)。ただし、それが日本の将来、日本人の未来の暮らしを決めるわけですから、現状把握は重要ですね。

──誰が誰のバックで、どんな思惑を持って動いているのか? ですね。

ジェームズ:まず、岸田さんのバックには麻生(太郎)、甘利(明)の2Aがついて、その後ろには財務省がついているというのは以前にもお話ししたと思います。ですから、緊縮財政と大増税を岸田政権は推進しているわけですね。

 対して、菅さんのバックには二階さんがいて外務省がいます。外務省が菅さんに付く理由は、安倍さんに嫌われていたからです。安倍さんは経産省と警察官僚を大事にして、外務省を嫌っていました。その理由は腰抜けが多いからで、海外における外務省の腰抜けぶりについては私も何度も目を覆った記憶がありますので。

──海外で腰抜けなんですか、日本の外務省は!?

ジェームズ:すぐに相手国の言いなりになってしまうんです。そんな彼らにロクな交渉はできませんから安倍さんが嫌うのも当然でしょう。

 ところが、菅さんはそんな外務省を逆に可愛がりました。そうなった理由は外務官僚の市川恵一氏の存在が大きいのです。元北米局長でいま総合政策局長の市川氏は次の事務次官と言われる実力者ですが、30年以上のキャリアのうち海外勤務は2、3年ぐらいしかありません。ほとんど国内にいた彼はどこで何をしていたのかというと菅さんの秘書官をずっとやっていたのです。

──菅さんの子飼いみたいな存在なんですね。

ジェームズ:子飼いは子飼いですが、彼は外務省から安倍政権に放たれた刺客という言い方もできます。

──刺客!?

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