ロッキー山脈でUMAビッグフットの撮影に成功か 列車を見つめる巨大な人影

 米コロラド州の観光列車に乗っていた乗客が、荒野に立つ大きな人影の撮影に成功。幻のUMA※1ビッグフット※2の可能性が浮上している。

※1 UMA(ユーマ、Unindentified Mysterious Animal)とは未確認生物を意味する和製英語。未確認生物とは何世紀にもわたって語り継がれてきた物語や伝説に登場したり、また、今日でも目撃例があるが実在が確認されていない生物のことだとされている。物語、伝説、噂話などで語られる生物であるため、科学的な対象ではなく、“オカルト”に分類される。英語圏で、未確認生物はCryptid (クリプティッド)と呼ばれ、これを研究する学問はCryptozoology(クリプトズーロジー、暗号生物学)と呼ばれるのが一般的。

※2 ビッグフットとは森の中を歩き回る大きくて毛むくじゃらの大型類人猿のような未確認生物。一般的に身長2~3m、体重200~350kgの巨体で怪力、直立二足歩行をしているとされ、カナダやアメリカの民間伝承では「サスカッチ」とも呼ばれる。その姿は大型化したゴリラやチンパンジーのようにも見える。これによく似た未確認生物にヒマラヤの「イエティ」、オーストラリアの「ヨウィー」、そしてシベリアの「チュチュニア」などが報告されているが、それぞれの関係性は不明。

 この不思議な写真はロッキー山脈を走るジョージタウン・ループ鉄道に乗っていたブライアン氏が撮影したもの。写真自体は9月に撮影されたものだが、2月末になってブライアン氏が民間のビッグフット調査団体である「ロッキー山脈サスカッチ協会」に写真を提供したことで注目を集めるようになった。

ロッキー山脈でUMAビッグフットの撮影に成功か 列車を見つめる巨大な人影の画像1

 ブライアン氏によると、撮影時には自分も他の乗客も山の中を歩く大きな人影に気づいていなかったという。写真の中に奇妙な人影を見つけたのは、旅行後に写真を見返していたときだった。

 ブライアン氏は、ビッグフットのように思われるこの生物が、観光客を驚かせるために設置された作り物である可能性を認めつつも、乗客も鉄道会社の関係者も誰もがこの奇妙な人影に注意することなく通り過ぎたことを強調している。事実、ネットで検索してもジョージタウン・ループ鉄道の乗客が撮影したと思われるビッグフットの写真を見つけることはできなかった。

 果たして、ブライアン氏は車窓から何を撮ってしまったのだろうか? 光と影のいたずらか、はたまた小さな木か。気になる人は画像を見てみてほしい。

参考:「Coast to Coast AM」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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