未確認生物「ビッグフット」の正体をめぐる5つの有力な仮説! 失われた人類、ギガントピテクス、異次元の存在…

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「Daily Mail」の記事より

 またビッグフットが見える人と見えない人がいることも示唆されている。さらにビッグフットはある種の別次元の存在であり、この世界では見える時もあれば見えない時もあるという説明もあるようだ。

 それとは別にブリティッシュコロンビア州の先住民族は何世紀にもわたって、土地と人々を守るサスケッツ(sasq’ets)、あるいは変幻妖怪(シェイプシフター)についての歌や物語を伝えている。

 ビッグフットの別名である「サスカッチ」はサスケッツの英語表記であり、この地域の人々の上流の方言で「毛むくじゃらの男」を意味している。人々の間ではサスカッチを見ることは祝福であり、幸運の兆しであるという。

5.
ビッグフットは存在しない!?

 退屈でがっかりさせることではあるが、ビッグフットは存在しないという説も実は説得力のある理論である。出回っている画像や映像、証言はすべからく捏造であるというのだ。

 ビッグフットをとらえた映像として有名な「パターソン・ギムリン・フィルム」は、1967年にロジャー・パターソンとロバート・ギムリンの2人がカリフォルニア州・ブラフ・クリークで撮影した映像である。

 ビッグフットのファンはこのフィルムがこのUMAの存在を示す最良の証拠だと主張しているが、科学界ではこれは着ぐるみを着た人物であるとしておおむね否定している。

 しかし一部の専門家は、この映像は人間ではなく類人猿によく見られる足の中央の屈曲と、着ぐるみ着た人間には不可能なつま先の上方向への動きが見られると主張している。

 したがって今のところビッグフットの存在は依然として論争の的ととなっている。ビッグフットが実在すると確信している人々もいれば、すべてはでっち上げられた捏造であると断言する人々もいる。この伝説の真偽については、次に登場する説得力を持つ説明を待つだけの状況であることに変わりはない。

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「Wikipedia」より

 UMAの代名詞ともいえるビッグフットだが、今後新たな展開を見せることがあるのか引き続き注目していきたい。

参考:「Daily Mail」ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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