ユリ・ゲラーが戦闘機を追う「UFO」を撮影! 米国に「白状せよ」と訴え

ユリ・ゲラーが戦闘機を追う「UFO」を撮影! 米国に「白状せよ」と訴えの画像1
画像は「Daily Star」より

 30代以降の読者であれば、恐らく過去のユリ・ゲラーブームを覚えているだろう。“スプーン曲げ”で一世を風靡した彼が来日するたびに日本のテレビや雑誌はこぞって特集を組み、学校では子どもたちが顔をしかめながらスプーンに向かって念じる光景が当たり前のように見られたものだ。しかしその後、ブームは徐々に下火となり、当時の騒動を冷静に振り返ったり、ユリ・ゲラーの超能力に対する懐疑的な意見も目立つようになってきた。今や、この類稀なる大超能力者の名前さえ知らない若者もいるかもしれない。

 しかし欧米では、今でもユリ・ゲラー氏の名前はたびたびタブロイド紙で見られる。最近は超能力方面ではなくUFO(※)に関する発言が注目されることが多く、彼は幼い頃からUFOを目撃しており、UFOや宇宙人もその目で見たと告白している。

(※) UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。

 今回、そんなゲラー氏が、イスラエルのテルアビブにUFOが出現したとSNSで主張し、話題になっている。ゲラー氏の妻がテルアビブの自宅近くでジェット機の後に飛行するUFOを撮影したというのだ

 その映像には、非常に小さなUFOが遠くを飛んでおり、2機の戦闘機も映っている。

ユリ・ゲラーが戦闘機を追う「UFO」を撮影! 米国に「白状せよ」と訴えの画像2
画像は「Daily Star」より

 ゲラー氏は動画を公開後にアメリカ政府に対し、UFOについて「白状」するよう促すコメントを書き込んだ。

「私自身の経験から、真実が抑圧されてきたことは承知しています。しかし、いま流れはゆっくりと変わりつつあると信じています。」(ゲラー氏)

 この映像に映っているものが本当に宇宙人の乗り物なのかはわからない。しかし、ゲラー氏はそのことを確信しているようだ。いったい彼は何を知っているのか。今後も目が離せそうにない。

参考:「Daily Star」ほか

文=S・マスカラス(TOCANA編集部)

3代目TOCANA編集長
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