連続殺人鬼アイリーン・ウォーノスが遺した恐怖の予言とは? 男性7人を殺めた女性版テッド・バンディ

 強烈な個性を持つ連続殺人鬼は少なくない。7人の男性を殺害し、あのテッド・バンディの女性版と言われることもあるアイリーン・ウォーノス(1956年2月29日 – 2002年10月9日)もその1人だ。ウォーノスは自身の罪を悔い改めるどころか、処刑の報復として地球に小惑星が落下すると予言。また6月6日付近にイエス・キリストとともに復活するとも言い放ったのだ。とりあえず今年は彼女の復活を見ることはなかったが、不気味な予言は今後も亡霊のように毎年舞い戻り、人々を不安に陥れることだろう。

 以下、2019年に小惑星の最接近とともにクローズアップされたウォーノスに関する過去記事を再掲する。

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※ こちらの記事は2019年1月31日の記事を再掲しています。

連続殺人鬼アイリーン・ウォーノスが遺した恐怖の予言とは? 男性7人を殺めた女性版テッド・バンディの画像1
写真の女性がアイリーン・ウォーノス(画像は「Getty Images」より)

 米国犯罪史上に名を残す女性連続殺人犯アイリーン・ウォーノスは、自身の処刑前にインタビューに応じ、「報復として岩が地球に落ちてくる」と予言したという。そして今、その言葉通りに小惑星が地球に接近しつつある。英「Daily Star」が6月6日付で報じた。

「私は戻ってくる」死刑囚最後の言葉

 欧州宇宙機関(ESA)は地球に衝突する可能性がある小惑星を10個リストアップし、データを公開している。このリストによると、今年9月9日、直径30メートルほどの小惑星2006QV89が地球に接近する。地球に衝突する確率はおよそ7000分の1という。不思議なことに、この小惑星の存在を予言していたかのような言葉を、連続殺人犯アイリーン・ウォーノスが遺していたというのだ。

 ウォーノスは1989~90年にかけて、米フロリダ州で7人の男性を殺害した女性連続殺人犯だ。彼女は売春婦で、恋人の女性と共に客の男性たちを次々に襲い、強盗目的で殺害した。ウォーノスは恋人を守って全て自分の犯行だと認めたが、裁判では被害者にレイプされて正当防衛で殺したと訴え、最終的には死刑判決を受けた。2002年10月9日に薬物注射で処刑されている。

 ウォーノスは死刑判決を受けた後、インタビューに答えて「この報復として2019年に岩が地球を襲うだろう」と話している。刑務所で熱心なキリスト教徒になったという彼女は、「神は自分をお許しになった」「自分は天国に行く」といった発言を繰り返しており、この『予言』も同じような文脈で語られたとみられる。

 そしてその予言通り、今年9月、小惑星2006QV89が地球に再接近する。この小惑星が発見されたのは2006年であり、ウォーノスが処刑された後になる。衝突の確率は7000分の1と低いとはいえ、このことを言い当てていたとしたら驚きだ。

 また、ウォーノスは処刑直前、最期に気になる言葉を残している。

「私は岩と航海中で、インデペンデンス・デイみたいに戻ってくる。6月6日にジーザスと一緒に。映画みたいに、巨大な母艦と艦隊と共に、私は戻ってくる!」

 文中にあるインデペンデンス・デイとは1996年公開のハリウッド映画のことと思われる。あの映画のようなUFO艦隊を引き連れて、神と共に戻ってくるという意味と考えるのが自然だろう。もしや、2006QV89こそが彼女の言う『岩』なのだろうか。だとすれば、この小惑星がUFO艦隊を連れて来るということになるが……。

参考:「Daily Star」「ESA」「Wikipedia」ほか

TOCANA編集部

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