最新ババ・ヴァンガ予言! 2023年7月17日に核爆発、地球停止、有毒雲で奇病発生!?

――予言・ 滅亡研究家の白神じゅりこが古今東西の予言者の言葉を独自に解釈、不確実・不確定な未来を生き抜く知恵を授ける連載。地震や台風などあらゆる自然災害、紛争・戦争などの人災の発生、 重要人物の急死あるいは復活、政治的スキャンダル、 歴史的大事件などを科学的・経験的な予測を超越した“予言” を通して眺めていく。

 今回は、ババ・ヴァンガの予言を取り上げる。

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ババ・ヴァンガ(画像は「Wikipedia」より)

 ババ・ヴァンガ(1911〜1996)はブルガリアの盲目の予言者である。未来を見通す能力があった彼女の予言は恐ろしいほど当たると評判で、「女ノストラダムス」「バルカン半島のノストラダムス」の異名を持つ。彼女の能力は国にも認めたといわれ、当時のソ連最高指導者レオニード・ブレジネフも彼女を訪ねたと噂されている。彼女が予言を的中させた歴史的な出来事には、「第二次世界大戦の勃発」「チェルノブイリ(チョルノービリ)原子力発電所事故」「9.11アメリカ同時多発テロ」「バラク・オバマ米大統領就任」「新型コロナウイルスによるパンデミック」などが含まれている。

 1996年に85歳で亡くなったババ・ヴァンガだが、すでに5079年までの予言を公開しており、彼女の予言は今も注目され続けている。

 このたび、ヴァンガの太陽の異常活動による大規模な天変地異についての予言が解読されたとして、ロシアのニュースサイト「AIF.RU」が6月29日付で報じて話題になっている。

巨大な太陽嵐で地球は数年間停滞する。

 ヴァンガは予言がいつ起こるかなど特定の日付は挙げていない。そのため研究家らは、彼女が遺した予言を解読する時に歴史的時代との類似点に頼っているという。

 最近、長い間忘れられていたヴァンガの予言アーカイブから新しい解釈がネット上に現れた。

 ヴァンガによれば、現代は世界の発展において最も困難な時期であり、地球を浄化して、人々は再び生きる方法を学ぶ必要があると語っている。そして、自然に対して人類が思慮深い行動をしなければ、大災害の深みにはまるというのだ。

 研究者らは、彼女が予言した悲劇は2023年末までに起こると確信しており、人類は核爆発に備える必要があるが、その前に自然災害が迫っていると警鐘を鳴らす。

ヴァンガの予言はこうだ。

「炎は太陽から来る。ビッグバンが起こるでしょう。これにより、地球は数年間凍結するだろう」

 ヴァンガは、太陽表面の爆発現象、いわゆる巨大な太陽フレアに生じる太陽嵐により、人類は滅びないものの、数十年間は生活環境が悪化すると予言しているという。

「その後に続く爆発でも、地球と人々の一部が破壊される。有毒雲が来襲すると、アジアが最も被害を受けることになる。他の国の国民は、遺伝子の突然変異によって引き起こされる恐ろしい病気に苦しむことになるでしょう」

 ヴァンガによれば、度重なる太陽フレアにより、地球環境が悪化すると予言している。さらには太陽嵐による放射線被ばくの影響で遺伝子異常を起こし、人類は恐ろしい病気になってしまうというのだ。しかも、アジアが最も被害を受けるという。

 ヴァンガのこの予言を裏付けるかのように、科学者らは2023年末までに太陽活動のピークが来て大規模な太陽フレアが発生すると警告している。

 科学者は、太陽活動のピークは2025年に達すると予測していたが、太陽活動の活発化を示す太陽の黒点の増加、太陽嵐の発生など、太陽の珍しい現象が豊作なため、太陽活動極大期は早ければ今年2023年末までに到来する可能性があると考えている。

 太陽極大期として知られる太陽活動が活発な時期は、地球にとって潜在的に危険性をはらんでいる時期でもある。

 巨大な太陽フレアに見舞われれば、通信が中断され、電力インフラが損傷し、一部の生物(宇宙飛行士を含む)に危害が加えられ、衛星が地球に向かって急降下する可能性があるのだ。

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画像は「Getty Images」より

7月17日に大爆発が起こる⁉

 爆発の確率に関しては、ヴァンガの意見に同調する人もいる。予言者であり占い師でもある数学者のセディク・アフガニスタン氏は、爆発が起こる日付を計算し、2023年7月17日としている。

 未来予測にも取り組む数学者のセディク・アフガニスタン氏は、アフガニスタン人だが1982年にソ連で理学博士となった。しかし、彼は占い師として有名になり、ロシアのテレビ番組に複数回出演しているという。

 アフガニスタン氏は、2023年の最も恐ろしい日はウラン238に関連しているという不吉な予言を行った。彼は、数秘術を用いて17と7という2つの数字を選び、17の二乗に7を掛けて2023という数字を得た。2023を17で割って2を掛けた結果238が得られた。238といえばウラン238を連想させる。この数字は2023年7月17日の日付に関連付けられるという。

 アフガニスタン氏は、7月17日にロシアの敵国が核兵器などで挑発する可能性があると示唆。同時に核戦争は始まらないと確信しており、2025年には転機が訪れてその後、世界の熱狂は収まると予言している。

 ババ・ヴァンガとセディク・アフガニスタン氏の予言によると、2023年中に、人類は太陽フレアか核兵器などの大爆発を体験せねばならないかもしれないが、これらの予言はすべて外れて穏やかに過ごしたいものである。

参考:「AIF.RU」「Live Science」「MK RU

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文=白神じゅりこ

新感覚オカルト作家。ジャンルを問わず幅広く執筆。世の中の不思議を独自の視点で探求し続けている。

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