トランプの「イラン攻撃」は40年前からの計画だった!? 1987年の秘蔵映像で語っていた“石油強奪と中東戦争”の全貌

トランプの「イラン攻撃」は40年前からの計画だった!? 1987年の秘蔵映像で語っていた“石油強奪と中東戦争”の全貌の画像1
画像は「Daily Star」より

 トランプ大統領は数十年前のインタビューでにイランへの侵攻について持説を語っていた――。この時からトランプにはすでにイランを攻撃する意図があったようだ。

■トランプ「イランの石油施設を奪還する」

 ドナルド・トランプ氏はかつてイランとその潜在的な脅威についてジャーナリストと論じた自身の動画を「Truth Social」に投稿している。その中で彼は「なぜ我々は彼らの石油の一部を奪取できないのか」と強い疑問を投げかけていたのだ。

 投稿された映像の中でトランプ氏は「イランの石油を奪い、アメリカがイランによる損失を取り戻すのは良い考えだ」と述べている。

 イラン最後の王朝であるパフラヴィー朝の時代、アメリカとイランはきわめて友好的な関係にあり、アメリカはイランの石油産業に積極的に投資を行いイラン国内に多くの石油施設を建設した。

 しかし1979年のイラン革命の最中、イランアメリカ大使館人質事件が起きるなどして関係は一転して敵対的になり、アメリカはイランと国交を断絶し経済制裁を課した。

 映像の中のトランプ氏は「アメリカはイランの大規模な石油施設を奪取すべきだ。奪ってそのまま保持し、損失を取り戻すべきだ」と発言し、さらに「この国はイランのせいで多くの損失を被ってきたからだ」と続けている。

 この映像が最初にどこで公開されたかは不明だが、1987年に収録された映像であるようだ。大統領になるはるか前の若いトランプ氏が、イランとその潜在的な脅威についてジャーナリストに語っていた。映像の冒頭でトランプ氏は聴衆に向かって「私が大統領選に出馬しているから、そして個人的にこの偉大な国が搾取されるのを見るのにうんざりしているからだ」と語っている。この部分は出馬したものの途中で撤退した2000年のアメリカ合衆国大統領選挙の頃の映像だ思われる。

 場面は変わり、ジャーナリストがトランプ氏が「真の犯人はイランだ」と考えていると伝える。するとトランプ氏は聴衆に向かって「海沿いにある彼らの石油を奪取できない理由は何だ?」と問いかける。

 女性ジャーナリストは「どうやってやるつもりですか? 海兵隊を派遣するのですか? 戦争のリスクを冒すつもりですか?」と尋ねる。

 トランプ氏は「イランは彼らに任せて、石油を奪えばいい」と答える。それがどのようにして可能なのかと問われると、彼は「戦争が起こるだろう。そしてそれは中東から始まるだろう」と続けている。

 ジャーナリストが「もしソ連が『そんなことをしたら我々が侵攻するぞ』と言ったらどうなるか」と問いかけると、トランプ氏はソ連はそうはしないだろうと断言し「次にイランが我が国を攻撃したら、侵攻して彼らの大規模な石油施設を奪還すればいい。奪取してそのまま保持し、損失を取り戻せばいい。我が国はイランのせいで多くの損失を被ってきたのだから」と言及している。この時からトランプ大統領にはイランを攻撃する意図があったのだ。

 先日、トランプ大統領はイランに対し「これまで以上に激しい」攻撃を行うと発言し、同国に「地獄」を解き放つと脅迫する新たな警告を発した。

トランプの「イラン攻撃」は40年前からの計画だった!? 1987年の秘蔵映像で語っていた“石油強奪と中東戦争”の全貌の画像2
イメージ画像 Created with AI image generation

 ホワイトハウスが3月29日(日)夜に発表した声明では、イランは「既に敗北している」とし、その後のいかなる暴力行為も、イランがこの事実を認めようとしないことに起因すると断言した。

 メッセージには「トランプ大統領はハッタリをかまさない。地獄を解き放つ覚悟だ」と記されていた。中東の空域は現在、ドローンとミサイルで溢れかえっており、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦がイランによるドローン攻撃を迎撃したと報告した。

「これ以上の死と破壊は必要ない。しかしイランが現状の現実を受け入れず、軍事的に敗北し、今後も敗北し続けることを理解しないならば、トランプ大統領はこれまで以上に厳しい打撃を与えるだろう」(ホワイトハウス)

 米軍の地上部隊による攻撃が近づいているのだろうか。

「イランは二度と誤算をしてはならない。前回の誤算によって、彼らは指導部、海軍、空軍、そして防空システムを失ったのだ。これ以上の暴力行為は、イラン政権が既に敗北を認めず、合意に応じようとしないからにほかならない」(ホワイトハウス)

 イラン国内の発電所への攻撃を4月6日まで延期したトランプ大統領だが、はたしてその後はどうなるのか。戦闘終結に向けた合意に達してほしいものだが、今のところはどちらに転ぶのかまったく予断を許さない状況にあるのだろう。

参考:「Daily Star」ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

仲田しんじの記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

トランプの「イラン攻撃」は40年前からの計画だった!? 1987年の秘蔵映像で語っていた“石油強奪と中東戦争”の全貌のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング11:35更新